出版社内容情報
秋山 虔[アキヤマ ケン]
著・文・その他/翻訳
山中 裕[ヤマナカ ユタカ]
著・文・その他/翻訳
池田 尚隆[イケダ ナオタカ]
著・文・その他/翻訳
福永 武彦[フクナガ タケヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NORI
12
平安時代の古典。赤染衛門(光る君へ・倫子女子サロンの先生)著とされる。当時の歴史を物語風に記録したもの。とはいえ読み進めるのは結構大変。 花山帝の扱いは当然(?)として、「円融帝は、品はあるけど、男らしさに欠ける。気弱で頼りない」みたいなことズバズバ書いちゃって大丈夫なの?藤原氏の栄華を前に、帝はただの担がれた神輿に過ぎなかったということか? 藤原超子が、庚申待中に寝ちゃって、もう少しなんだから起きろよ~と声掛けたら、既に死んでいたというのが、一番の衝撃。 巻末付録の天皇家+源氏、藤原氏の系図が大変便利。2024/03/11
ヒロミ
3
豪華絢爛でした。源氏物語より読みやすく感じたような…。道長の栄華を讃えつつも群像劇になってておもしろいですね。それにしても定子様おかわいそう…。2013/05/03
すいれん
0
権記を読む前に、大鏡と栄花を読んでおこうと思い図書館で借りる。活字の組み方はごちゃごちゃしてるけど、訳注等が原文とほぼ一緒のページにあるので読みやすい。訳文はややぎこちない感じ。選子内親王の記述を拾いながら読了。年表と系図をまとめながらだったから時間かかった!2015/07/21