出版社内容情報
菊地 靖彦[キクチ ヤスヒコ]
著・文・その他/翻訳
木村 正中[キムラ マサノリ]
著・文・その他/翻訳
伊牟田 経久[イムタ ツネヒサ]
著・文・その他/翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
3
帰って松の木が枯れてた!の言いようと「飲みすぎて腐ってる」が面白かった。対岸の松の根元を波が洗って鶴がいっぱい飛び立つ光景はさぞかしきれいだろうな。それを見たのは千年前の人なんだ、と読み終わってから気づいた。蜻蛉は終始ジトジトしててあまり読めなかった。2018/10/24
haru
0
土佐日記だけ紀貫之の文字に惹かれて読んでしまう。これどう読んでも男性の書いた文章、と感じるけれどどうだろう。海が荒れて船員の言われるままに鏡を海に投げ込んだり、海賊におびえたり、干し魚でしのいだり夕日が山に隠れるのを惜しんだり。おもいろくてあっという間に読了。(ページ数も少ない)現訳でさっと読んでしまったけれど、中断にある古文を照らすとちょっとうっとりする。2016/07/27