昭和の記憶を掘り起こす―沖縄、満州、ヒロシマ、ナガサキの極限状況

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784096261378
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

判型:四六判 

『労働者と農民』でオーラル・ヒストリーの手法を用いて歴史学に新しい流れをもたらした中村政則氏が、原点に戻って書き下ろす渾身の書。満州・沖縄・広島・長崎などで聞き取りを行い、激動の昭和史の実像に迫る。

内容説明

オーラル・ヒストリーの先駆者が迫る、戦争の真実。沖縄の「集団自決」、満州「死の逃避行」、地獄を見た被爆者…生き延びた人々の聞き書きから見えてくる激動の昭和。

目次

オーラル・ヒストリーと私(聞き取りの体験とオーラル・ヒストリーの実践;オーラル・ヒストリーとは何か)
第1部 沖縄戦の戦火の中で(沖縄戦の悲劇とその基盤;座間味島の「集団自決」―宮平春子、宮村文子、宮里芳和、宮里哲夫 ほか)
第2部 たくましく生きた満州移民(満州移民のたどった道;母と娘たちの数奇な運命―今入清栄、長島操 ほか)
第3部 ヒロシマ、ナガサキ―未来をふくむ過去(なぜ広島・長崎か;看護学生の見た被爆直後の広島―小日向テイ子 ほか)
オーラル・ヒストリーの可能性

著者等紹介

中村政則[ナカムラマサノリ]
1935年、東京生まれ。一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得、退学。一橋大学経済学部教授、ハーバード大学東アジア研究センター客員研究員、オックスフォード大学ニッサン日本研究所客員教授、ハーバード大学燕京研究所客員研究員等を歴任。一橋大学名誉教授。専攻は、日本近現代経済史・社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/12/27

yomineko@猫屋敷寧ろ暑い

0
沖縄、満州、広島、長崎における極限状態での口述記録。戦争がいかに庶民にとって悲惨なものであるかの貴重な記録である。2010/04/28

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