出版社内容情報
国際化の半世紀 戦後日本
第２次世界大戦で敗北を喫した日本、国土は荒廃し、国民は飢えに苦しんだ。そして今、貿易黒字と在外資産が世界一の経済大国となった。連合国軍の占領、サンフランシスコ平和条約締結、安保闘争、ドル＝ショック、石油ショックなど様ざまな事件をとおして、政治・経済・人間生活のドラチックな変動を、世界に例をみない経済成長の歩みを、分かりやすく描ききった。現代人のための同時代史。
内容説明
いま、歴史が書きかえられる。食べることに精いっぱいだった敗戦直後の日本人の誰が、現在の日本の繁栄を想像しただろうか。一方、その間に失ったものも又少なくはなかった。軍事国家から経済国家へ、大きく変身した日本の戦後４４年間の歩みを描く。現代人必読の日本通史。
目次
降伏と占領
民主化の嵐
中道政権の興亡
逆コースから講和へ
再軍備と平和運動
５５年体制の成立
安保に揺れる日本
経済成長への道
発展つづく経済と、公害
高度成長の終幕
危機から繁栄へ
経済大国から軍事大国へ
あたらしい世界と日本
