大系日本の歴史 〈11〉 近代の予兆 青木美智男

大系日本の歴史 〈11〉 近代の予兆 青木美智男

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784096220115
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

幕藩制の動揺と民衆文化 寛政の改革?ペリー来航

寛政改革からペリーの来航にいたる18世紀末から19世紀中ごろの江戸時代後期は、幕藩体制が崩壊し、近代を迎える時代にあたる。郡内騒動や三河加茂一揆など起こし、政治・経済の動きを変えようとする農民たち。裏店に住みながら打ちこわしに立ち上がった町人たち。一方で、庶民が文化を楽しみ、文化を生みだしてゆく。時代の動向を、俳人小林一茶など庶民の視点から詳述する。

内容説明

松平定信の登場と失脚、度重なる飢饉・一揆騒動、日本近海に出没する米英露などの軍艦…。江戸幕府の権威はゆらぎ、諸藩は力を蓄えた、騒然とした19世紀前半の日本を、小林一茶の俳句、狂歌川柳などを駆使して民衆の視点から描く。

目次

文化文政期とはどんな時代か
寛政の改革
外圧と海防の時代
緊縮の文化、放漫の文政
諸国名産と江戸の繁栄
荒れる村、廃れる村
教育と情報の世
野暮が咲かせる化政文化
つのる社会不安
四海困窮
世直しと兵乱
迫りくる外患、深まる内憂
雄藩への道
天保の改革
開国の前兆
化政文化のゆくえ

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