出版社内容情報
20世紀美術は、ピカソ、ブラックらのキュビスムの発明により花開 いた。本巻は、キュビスムから構成主義、アヴァンギャルド美術、そ して現代美術のさまざまな動向を、200点以上のカラー作品で紹介 する。
乾 由明[イヌイ ヨシアキ]
編集
高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
著・文・その他
本江 邦夫[モトエ クニオ]
編集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
272
キュビズムと抽象の20世紀美術の巻。巻頭は当然ピカソ。いきなりスーパーチャンピオンの登場である。こうしてあらためて「青の時代」から年代順にピカソの作品を眺めてみると、今さらながらにこの人は大胆に変貌を重ねていったことを再認する。1903年の「人生」、1907年には畢生の「アヴィニョンの娘たち」、1921年「3人の楽師たち」、1937年「ゲルニカ」。その後もまだまだ変わり続ける。これほど世の人々に驚きを与えた画家がいただろうか。2023/11/09
KAZOO
110
最終巻は、キュビズムと抽象美術ということで、私の好きな作家はピカソだけです。ピカソの青の時代からゲルニカまで非常に堪能できます。ブラックやモンドリアンは有名ですが私の好みには合いません。日本人でも萬鐵五郎という作家は結構鑑賞した覚えがあります。これでこの全集を最初に購入した時以来やっと再読を完了しました。2017/02/17
へんかんへん
3
文字と絵追っただけ絵は写実力という偏見が薄まったゲルニカがただの落書きに見えなくなった2014/04/25
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- 和書
- 建築環境工学 大学課程