群像日本の作家<br> 小林秀雄

群像日本の作家
小林秀雄

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784095670140
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

出版社内容情報

書下ろしエッセイ…阿部良雄/小林秀雄論…中村光夫/小林秀雄の戦後…秋山駿/小林秀雄…江藤淳/風貌姿勢より…井伏鱒二/他

評論を「創造」にまで高めることによって、現代日本文学に文芸批評の場を確立し、芸術家の精神のドラマを描いて人間を探究した小林秀雄。大岡昇平や中原中也、河上徹太郎との交流や、名作「モオツァルト」「本居宣長」などを通して、その壮大な批評の世界を描く。中村光夫・青山二郎・江藤淳らによる作家論、大江健三郎・橋川文三らによる作品論、吉本隆明・清岡卓行の対談などを収録。

内容説明

思想の動乱、変革の時代になると、つねに思い起こされる1人の思想家―。劇的な青春のドラマを通過し、人間への温かい眼差しと、偽りの「概念」をきびしく批評する“人生の教師”、国民的知性・小林秀雄の豊潤な人間味。

目次

小林秀雄アルバム
書下ろしエッセイ 同時代人・小林秀雄
作家論(小林秀雄論―牡の詩人;小林秀雄論;詩人の境涯;小林秀雄の戦後;小林秀雄)
ひと(小林秀雄と30年;教えられたこと;兄・小林秀雄 ほか)
同時代の批評(小林秀雄小論;聖アウガスチンの感傷―伝記作者・小林秀雄 ほか)
対談 小林秀雄の現在(吉本隆明・清岡卓行)
作品論(小林秀雄『本居宣長』を読む;モーツァルト変幻―小林秀雄とモーツァルト;小林秀雄のドストエフスキー ほか)
小林秀雄文学紀行―好食相伴記
出版人の目(小林秀雄と青山二郎;小林先生の授業 ほか)
新しい照明(小林秀雄における東京;小林秀雄と「叡知」または「知慧」 ほか)