出版社内容情報
古代の謎を秘めた道の残る大和は、石仏の宝庫でもある。おだやかな風土に溶け込んだ歴史の道と、万葉人の面影を伝える石仏を収録。エッセイ・上原 和(成城大学名誉教授)。
故郷・奈良を生涯の地と定めて日本人の心のふるさと“大和”を撮り続けてきた「入江芸術」の全貌を集大成。奈良市写真美術館(入江泰吉記念写真美術財団)と入江家に残された膨大なネガを再検証し、代表作に加え、未発表作品も含めて構成。初期のモノクロ作品から最晩年まで、入江泰吉が最も好み撮影した作品をテーマ別に俯瞰する。撮影の“心と技術”を体感できるシリーズです。(1)古寺とみほとけ エッセイ=栗田 勇(作家)(2)花のある風景 エッセイ=塚本邦雄(歌人)(3)歴史の舞台 エッセイ=池田理代子(作家)(4)古道と野ぼとけ エッセイ=上原 和(成城大学名誉教授)(5)祭と歳時記