出版社内容情報
源氏物語から当今の女子大生語、まで、軽やかな好奇心と言葉への愛を込めて、女性国語学者が縦横無尽に料理。感性と知識が絶妙にブレンドされた日本語エッセイ。
プロローグ 第一章 気になるわ、その言葉！ （言葉の探検） ◆「毛穴」が気になるワケ◆男の「嫉妬」◆「男する」って？◆「血目（ちめ）」と「血目（ちまなこ）」◆「チュー」して◆人は「愛敬」◆「車酔い」はいつから？◆etc. 第二章 こんな読みもあり？ （読み・書きの話） ◆「一二三」を何とよむ？◆「東京」を「とうけい」と言った時◆「大豆」と「小豆」◆「夫婦」は、なぜ「めおと」◆「一段落」の「一」は？◆「言語道断」の「言語」◆「饅頭」こわい◆etc. 第三章 そんな意味だったの？ （言葉の変遷・語源） ◆「あかはだか」の「あか」は？◆「手枕」にするのは、誰の腕かしら◆「したり顔」を、どう使う？◆「尻目」は、キューピッドの矢◆「太っ腹」は、馬の腹◆「悲しい」は、愛の気持でもあった◆「愛する」は、肉欲的！◆etc. 第四章 うまい！ その言葉 （効果的な言葉遣い） ◆夫婦喧嘩の、その一言◆女心をとらえる、その一言◆愛を呼びもどす、その一言◆絶頂から転落する瞬間の、その一言◆命の瀬戸際での、その一言 第五章 まずいこと言っちゃった< （失敗した言葉遣い） ◆自尊心を傷つける、その一言◆思いやりのない、その一言◆相手を恥じ入らせる
目次
第１章 気になるわ、その言葉！―言葉の探険
第２章 こんな読みもあり？―読み・書きの話
第３章 そんな意味だったの？―言葉の変遷・語源
第４章 うまい！その言葉―効果的な言葉遺い
第５章 まずいこと言っちゃった―失敗した言葉遺い
第６章 言葉造りが楽しくて―名づけの話
第７章 昔の言葉はエレガント！？―古典語の話
第８章 垣根をとって話してみたい―若者言葉・熟年言葉
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こひ
