小学館文庫プレジデントセレクト 権力の秘密

飯島 勲【著】

小学館（2016/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 190p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094700022
• NDC分類 304
• Cコード C0130

出版社内容情報

現代政治の闇を暴く！

上司が「カラスは白い」と言い出したら部下はどう対応すべきか。小泉元首相の伝説の秘書として、日本の最高権力を知り抜いた著者が「現代政治」の権力構造を解き明かし、ビジネスマンが明日から使える知恵として伝授します。
パスポートを15分で発行できる裏技、娘の交友関係を遠く離れた実家から知ることができる方法、賢いメディアの利用法など、明日からビジネスの現場ですぐに実践できるコツが満載です。さらには、上司からの無理難題への正しい回答や、上司の秘密を知ってしまったときの対処法など、出世に直結する人間関係の作り方を長年の永田町での経験談から導き出します。
プレジデント誌の人気連載の記念すべき第一弾書籍は、発行当初断トツの売り上げを記録し、話題となりました。今回、文庫化に当たって改題。権力者の心理を熟知した著者だからこそ知る、権力への近道を示す一冊となっています。

【編集担当からのおすすめ情報】
単行本発売が民主党政権時代だったため、第三章政治編は最近の事情に合わせて再編集。
巻末には文庫版特典として、本誌にも掲載された花田紀凱編集長との対談「新聞が真実を書かない理由」を収録しました。

著者略歴
●飯島 勲（いいじま・いさお）
1945年、長野県辰野町生まれ。小泉純一郎元総理首席秘書官。現在、内閣参与（特命担当）、松本歯科大学特任教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事。著書に『秘密ノート?交渉、スキャンダル消し、橋下対策』『ひみつの教養?誰も教えてくれない仕事の基本』（いずれもプレジデント社）ほか。


はじめに

第一章 仕事編「リーダーの掟」
履歴書のウソの見抜き方教えます／トップのスキャンダルにどう手を打つか／上司の「秘密」を交渉カードとして使うべきか／名刺、握手、イス……仕事マナーの裏ワザ公開／「日本を守った」危機管理手帳／御社がマスコミ取材で賑わう「大安」「仏滅」手帳術／ライバルの動向が簡単にわかる！「知財」入門／キャリア官僚の「出世の階段」と落とし穴／なぜ社長が座る向き一つで会社は潰れるか／タイミング、時間、内容 … …賢い謝罪会見の流儀／「自宅に警官が！」からの検察・警察との闘い方指南
コラム ●上司に「カラスは白い」と言われたらどうすべきか

第二章 生活編「子育て、医療、住まい選び」の落とし穴
「底値を見抜く！」海外ショッピングの裏心理学／知らないと危ない！これが「冠婚葬祭」の落とし穴だ／これがわが子を出世させる 大テクだ／「建蔽率、違法増築、農地転用」法の抜け道を暴く／アリ、水漏れ、宣伝 … …住まい選びの落とし穴／真の名医はカルテをくれる、テレビに出ない／マンション、土地 … …悪徳業者のウソを見抜くコツ／「仕送り、ケータイ、喫煙」情報管理の心理学
コラム ●貴乃花親方の理事当選と角栄が詠んだ歌

第三章 政治編「永田町でつかむ権力の真髄」
ベッド、シャワー、喫煙 ……総理が使う政府専用機の解剖図／政治家の口利きと公共事業の闇を暴く／
選挙が10倍面白くなる「当落予想」の裏を読む方法
コラム ●なぜ社長がお茶くみをすると選挙に勝てるか

文庫版特典 特別対談・飯島勲VS花田紀凱編集長「新聞が真実を書かない理由」

飯島 勲［イイジマ イサオ］
著・文・その他

内容説明

小泉元首相の伝説の秘書として権力を知り抜いた著者が「現代政治」の権力構造を解き明かし、ビジネスマンが明日から使える知恵を伝授する。パスポートを即時発券できる裏ワザ、娘の交友関係を遠く離れた実家から知ることができる方法、賢いメディアの利用法など、明日からビジネスの現場ですぐに実践できる。さらに上司からの無理難題への正しい対応や、上司の秘密を知ってしまったときの対処法など、出世に直結する人間関係の作り方も長年の永田町での経験談から導き出す。発刊当時、断トツの売り上げを誇った『人生「裏ワザ」手帖』を待望の文庫化。

目次

第１章　仕事編「リーダーの掟」（履歴書のウソの見抜き方教えます；トップのスキャンダルにどう手を打つか；上司の「秘密」を交渉カードとして使うべきか　ほか）
第２章　生活編「子育て、医療、住まい選び」の落とし穴（「底値を見抜く！」海外ショッピングの裏心理学；知らないと危ない！これが「冠婚葬祭」の落とし穴だ；これがわが子を出世させる３大テクだ　ほか）
第３章　政治編「永田町でつかむ権力の真髄」（ベッド、シャワー、喫煙…総理が使う政府専用機の解剖図；政治家の口利きと公共事業の闇を暴く；選挙が一〇倍面白くなる「当落予想」の裏を読む方法　ほか）
特別対談　飯島勲ｖｓ花田紀凱編集長「新聞が真実を書かない理由」

著者等紹介

飯島勲［イイジマイサオ］
１９４５年、長野県辰野町生まれ。小泉純一郎元総理首席秘書官。現在、内閣参与（特命担当）、松本歯科大学特命教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hnzwd]

小泉元首相の首席秘書官であり、現在も安部内閣の参与として働く飯島勲さんのハウツー本。権力、、というよりはリーダー論に軸足を置いた一冊に感じました。最強のNo.2は誰しもが憧れるポジション。意識的にその位置につくには、、この本に書かれていることくらいは自然にできなきゃいけないんでしょうねぇ。。

2016/06/19

[Mikarin]

内情の暴露系と期待したが、さにあらず。個人的にやや期待外れだったが履歴書のウソの見破り方や、免許証からその人のライフスタイルを見抜く法は知っておいて良いかと…

2016/06/12

[西澤 隆]

十分に強く、権力を持ち、それが故にヘンな利用のされ方も避けなければいけないひとがいかに回りを萎縮させたり、屈服させたりするかのノウハウ集…のようにはじまる本書は、ある一人の総理の懐刀として小泉純一郎を外から見たときの価値を最大化するためにすべての発言を行っている人の計算された装い。クセがあるけど話しがめちゃくちゃ面白いコワモテのオヤジの話しを居酒屋で聞くような感じは悪乗りもフカしもあるのだろうけど細部では必ず計算され「受け取り手がどう自分（とその先の小泉氏）を再評価するか」が狙われている…のだな、きっと。

2018/08/02

[きよちゃん]

経営者向きだなと感じたが、読み物としてまあまあ面白かったので良しとしよう。

2016/05/25

[puapua]

他ではあまり知ることが出来ないような内容が色々な分野にまたがって書かれており、中々面白かった。年末には普通逮捕されないとか、政府専用機の内部とか、政治家の口利きの巧拙等々、興味深い話が多かった。

2017/03/05