小学館ライブラリー<br> 白土三平 野外手帳

小学館ライブラリー
白土三平 野外手帳

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  • サイズ A6判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094607048
  • NDC分類 786
  • Cコード C0395

出版社内容情報

『カムイ外伝』の白土三平が、ポッポなます、カニコ汁など、海と山のおいしいもの、珍しいものの作り採り方・食べ方を伝授。野の達人たちの知恵がいっぱい。

目次 秋 ホテイシメジ ポッポなます エソのさんが オジボウズ ゴンズイの輪(タガ) 土あけび かぶつ イナゴ ハブ トゥドゥッ カクレッ貝 ヌメリスギタケ ハマゴウ はえとり 冬 ドカン カニコ汁 金茸・銀茸 再び金茸について 肉 ウマヅラのタタキ 春 ボラの火取り ヒジキ 行者ニンニク シビレなます フグ 突っつき網 ナマダの茶漬け 板サンガ タレ なわしろ網・フグ掬(すく)い 夏 ヤマンモン 石焼き イタドリの虫 エラコの汐だき 馬糞石 ヤナギマツタケ 電気クラゲ クモ合戦 サクランボウ 星鮫の水なます ネマガリタケ キハチワの洗い 解説

内容説明

劇画界の重鎮が、少年のような好奇心と、カタツムリのような根気で追い続けた、もうひとつのライフワーク、白土流民俗学。

目次

ホテイシメジ
ポッポなます
エソのさんが
オジボウズ
ゴンズイの輪
土あけび
かぶつ
イナゴ
ハブ
トゥドゥッ
カクレッ貝〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

22
この人の作品が実体験で裏打ちされていることが、よくわかる 一種の鬼才2015/09/18

じじちょん

4
カムイ伝とか武芸帳とか読んだとき、山菜とか狩りとか詳しいな、と思いましたが実際にやってた人だったのだ、とこれを読んで納得。「信州で育った」と何気ない一文がありましたが、上田市に一時疎開していたんですね…。上田市の記述が多かったので、後で調べてまた納得しました。2015/04/26

Rusty

3
白土三平のマンガは確かに、一般民衆の食生活(サバイバル的な)がよく描かれていたと思う。イモムシを掘り出してつまんだり、山中に秘密のジャガイモ畑を作ってたり。本書の内容が書かれたのが1980年代。この当時の漁村山村のお年寄りが持っていた経験知がもう失われてきているのかと思うと寂しい。2016/08/02

水戸

2
ワイルド、というか、とても民族的というか。地域に根付いた風習の中から生まれた食文化、という観点からも楽しめました。季節ごとのキノコや山菜、海の幸などを採って(獲って )食べる、という短い文章ながら、哲学的、詩的な一文が混ざっているのが考え深い。白黒だけど、動物の皮を剥いでいる写真や、虫を、調理している写真などもあるので、そういうのが苦手な方は注意かも? 白土三平さんの漫画、また読みたくなった。

moriteppei

0
A

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