小学館ライブラリー<br> 都市をどう生きるか―アメニティへの招待

小学館ライブラリー
都市をどう生きるか―アメニティへの招待

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  • サイズ A6判/ページ数 247p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094600728
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0336

出版社内容情報

経済大国への道を歩む過程で、人間が生きる空間である都市が、経済活動のための空間になってしまったとする著者は「住み心地のよい生活環境」であるアメニティを、すべての住民に公平にと提案。

目次 はじめに 君たちはどう生きるか 一 子どもをとりまく教育と政治 二 都市環境と文化 三 都市の再生を求めて 街並みと芝居をみて歩く 都市をみて歩く 一 金沢の文化を考える 二 ポーランドの都市と環境政策 三 沖縄とケベック 芝居をみて歩く 一 大都市圏の再生と演劇活動 二 『グスコー=ブドリの伝記』をみて 三 演劇が追求したした水俣病 都市の再生をめぐって 戦後の都市の決算書 一 大都市圏域の都市化・都市政策と環境 二 都市化・都市政策の社会的諸結果 都市再生の環境保全 一 名古屋市の再生をどうするか 二 都市再生の原則 新しい都市像を求めて 一 欧米大都市の衰退 二 日本の大都市圏の現状 三 都心における新しい「下町」を 四 郊外の都市としての自立 都市と大学 一 関一の理想 二 現代資本主義と大都市の衰退 三 ニューヨーク市立大学の危機 四 大阪市の再生と大学 五 内発的発展を求めて 環境の思想・アメニティの政治経済学 一 なぜ、今アメニティか 二 アメニティとは何か 三 社会的不平等と公共的介入 四 アメニティ権と住民参加 未来のコストを誰が負担するか 補論 地球環境時代の都市アメニティ ?ウォー

内容説明

21世紀へ向けた新しい都市と住民像の提案。日本の都市はどうあるべきか…。都市経済・環境経済の世界的権威による「都市をあんじょうする」ためのユニークな提言集。

目次

君たちはどう生きるか
街並みと芝居をみて歩く
都市の再生をめぐって
都市と大学
環境の思想・アメニティの政治経済学
未来のコストを誰が負担するか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

41
宮本先生は、1973年『地域開発はこれでよいか』岩波新書で、公害や都市問題を現代的貧困とし、福祉国家や現代社会主義国では解決できない課題と規定。解決には市民運動が必要という(11頁)。市民社会の形成が分権と参加という民主主義を必要とし、国際的な開かれた情報、文化をもとめた(12頁)。既に、1980年代、東京一極集中現象はあった(13頁)。ということは、日本人はこの現象を解決するつもりはあっても、自分のこととして対峙してこなかったのだろう。環境保全し、資源を節約して、安定した社会をつくりながら、2017/05/14

yamiyami2225

1
東洋哲学としての水 柳川堀割物語をウォーターコミュニティのシンポジウムで三時間見たという。外国人は字幕なしで見たというけど眠くならなかったんやろか2022/05/06

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