出版社内容情報
奈良大和の風景を半世紀近く撮り続けた入江泰吉。私たちを旅へと誘う名作写真76点と彼自身の柔らかな文章によるエッセイが好評の写文集第2弾。
入江泰吉が半世紀にわたって撮り続けた奈良大和路の風景を厳選し、彼自身のエッセイとともにハンディな文庫サイズに収録した写文集・第2弾。 錦繍の長谷寺・たそがれの薬師寺・若草山の山焼き・雪の室生寺・東大寺お水取り…モノクローム時代の傑作から円熟期の華やかな作品まで76点の作品を収載。奈良を愛した写真家の眼で、歩くように見て読んで楽しめるいざないの書。■ビジュアル文庫
内容説明
錦繍の長谷寺、たそがれの薬師寺、若草山の山焼き、雪の室生寺、東大寺お水取り…奈良大和路の風景を半世紀にわたって撮り続けた入江泰吉の写文集第2弾。入江泰吉が愛した大和の魅力を凝縮。モノクローム時代の傑作から円熟期の華やかな作品までを厳選し、写真家の眼差しと情感溢れる入江自身のエッセイとともに収録。
目次
秋色大和
回想の大和路
仏像礼讃
“あいまい”さの美学(重森弘淹)
大和路冬景
撮影前の長い助走―入江泰吉のノートより
著者等紹介
入江泰吉[イリエタイキチ]
1905~1992年。奈良に生まれ、東大寺の旧境内地で育つ。兄の影響でカメラにのめり込み、大阪で写真店を開くが戦災で焼失。失意のうちに戻ったふるさとで歴史を物語る美しい風景、優れた仏像に目を開かれる。以来50年近くの年月、ひたすら大和路を撮りつづけた
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