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小学館文庫
探偵Xからの挑戦状!〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094087246
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人気作家によるNHKミステリー番組原作集

夫が浮気? 疑念が晴れない“あたし”の中に相手を殺したい気持ちが芽生えて……(貫井徳郎『殺人は難しい』)。アメリカ人教授が殺害された。死体の不自然な手のかたちは、ダイイング・メッセージなのか? 名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。“怪盗X”が“探偵X”に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。霧の夜に発生した煙草や老女殺人事件。各所で目撃された、ゴーグルをかけた謎の男の目的は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。
4人の人気作家によるNHKミステリー番組の原作が、オリジナル文庫で登場。それぞれの謎を、あなたは解き明かすことができるのか。

北村 薫[キタムラ カオル]
著・文・その他

島田 荘司[シマダ ソウジ]
著・文・その他

貫井 徳郎[ヌクイ トクロウ]
著・文・その他

米澤 穂信[ヨネザワ ホノブ]
著・文・その他

内容説明

夫が浮気?疑念が晴れない“あたし”の中に相手への殺意が芽生えて…(貫井徳郎『殺人は難しい』)。米国人教授が殺された。不自然な手の形はダイイングメッセージなのか?名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。“怪盗X”が“探偵X”に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。霧の夜に発生した煙草屋老女殺人事件。各所で目撃された、ゴーグルをかけた謎の男の正体は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。NHKの番組から生まれたオリジナル文庫。四人の作家からあなたへの、挑戦状。

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、長編推理小説『慟哭』で第4回鮎川哲也賞の最終候補となり、デビューを果たす。2010年に『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、さらに『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞

北村薫[キタムラカオル]
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。在学中はワセダミステリクラブに所属。埼玉県立高等学校で国語教師を務めながら、89年覆面作家として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、09年『鷺と雪』で第141回直木賞を受賞している

米澤穂信[ヨネザワホノブ]
1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞し、デビュー。青春小説とミステリーを融合させる作風で人気を博する。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞を受賞

島田荘司[シマダソウジ]
1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒業。81年『占星術殺人事件』でデビュー。新人ミステリー作家の発掘にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

97
夫の浮気相手を殺害するも夫にバレてしまう過程の見事な叙述トリックになるほどと思ったけどサイテー夫に後味悪い『殺人は難しい/貫井徳郎』。対談相手が殺された。紫式部には辿り着けないわ~『ビスケット/北村薫』。美学云々より名探偵なら時代にノッていかないとね『怪盗Xからの挑戦状/米澤穂信』。みんな嘘ばっかり。下心金への欲望が見苦しい。また純粋君もストーカー君も真っ直ぐすぎる愛が怖い『ゴーグル男の怪/島田荘司』。巻末の番組放送時データ掲載で完全正解者が多くてビックリ。私は犯人やトリックがさっぱり分かりませんでした。2019/02/24

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

96
米澤さんの「探偵Xからの挑戦状」目当てで、借りた!なんだか『名探偵コナン』の怪盗キッドを彷彿とさせるような怪盗が登場して、笑えた。まるで、ダンジョンゲームをやっているかのようなヴィジュアルで、物語が展開していく。さすが、米澤さん!緊張感を感じさせながらも、読みやすいように工夫している。まさかのオチで、「へっ?!」となったけど、あれは自分の不注意ゆえのこと。「アレが、ああいい感じでなければ、ちゃんと気にしてましたよ?!」というのは、単なる負け惜しみ(笑 一杯食わされました・・・!そして、なんとも皮肉な結果!2013/07/18

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

45
NHKの視聴者参加型ミステリー番組の原作として執筆された4人の作家の作品を収めた短編集。個人的には、消去法でしっかりと謎解きに参加させてくれながら、そこからの「えっ?」と言わせる展開にしてやられた米澤作品がお気に入り。ある意味「なんじゃそりゃ?」というオチではあるのだが、それが論理的でありながらもどこかズレてる探偵像と絶妙にマッチしており、素直に面白かったと思える作品になっている。これはぜひとも映像でも見たかった。その他の作品もつぶぞろいの一冊で、シーズン1、2へとさかのぼって楽しみたい気にもさせられた。2014/03/25

Norico

29
知り合いからいただいた本。NHKの視聴者参加型の謎解きの番組のアンソロジー。テレビは見てなかったので、誰が犯人かな、って楽しみながら読みました。米澤穂信さんの『怪盗Xからの挑戦状』、そういうオチかー!ってなって好きです。2014/05/11

そのぼん

27
そうかテレビ番組でやっていた作品だったんですね。普通のアンソロジーとして読んでました。貫井徳郎の作品が一番読みやすくて面白かったです。2012/07/25

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