小学館文庫
トゥープゥートゥーに会える星

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094086195
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

脳科学者・茂木健一郎が書いた初の冒険小説

ある日、銀河系の中心部にあるエリー星で、「トゥープゥートゥー」という宇宙動物が発見され、まさお少年は動物学者の父・慎吾、惑星テレビの少女記者・のりこたちと宇宙船に乗って調査に行くことになる。
 エリー星で大統領から宇宙考古学者のロダン博士を紹介された彼らは、そこで初めてトゥープゥートゥーと出会う。
 毛むくじゃらで大きな目をもち、メロディ言葉でコミュニケーションをとる不思議な動物は、どこから来たのか。まさおたちは、プカスカ語を理解するトゥープゥートゥーの秘密を知るため、ジャングルの奥地までプカスカ星人の古代遺跡を探検する。
 ところが、ようやくプカスカ文明の遺跡に辿りついたものの、トゥープゥートゥーは忽然と姿を消してしまう。一方、ロダン博士が発見した古代プカスカ語の碑文には、《彼らは故郷を失った。彼らは新しい故郷を得た。》と書かれていた。「彼ら」とは、いったい何者なのか!? そんなとき、まさおたちの元に戻って来たトゥープゥートゥーが明かした秘密とは……。 
 少年まさおが、「3つの異=異生物+異星+異性」に出会って成長する冒険小説。「故郷」を失った人々を勇気づける「希望の物語」。




【編集担当からのおすすめ情報】
本作品を絶賛する齋藤孝・明治大学教授の文庫解説も必読です。

内容説明

メロディ言葉で話す不思議な宇宙動物「トゥープゥートゥー」が、銀河系の中心にあるエリー星で発見された。まさおは動物学者の父、惑星テレビの少女記者のりこらと調査に行くことになる。ところが、ジャングルの奥地まで導かれてプカスカ星人の遺跡に辿り着くと、トゥープゥートゥーは姿を消してしまった。一方、そこで発見された碑文には“彼らは故郷を失った。彼らは新しい故郷を得た。”と刻まれていた。いったい「彼ら」とは何を指し、どこから来たのか…!?故郷を失った悲哀と希望の物語を描く、茂木健一郎氏初の冒険小説。

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年、東京生まれ。脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学理学系大学院物理学専攻課程修了。2005年、『脳と仮想』で小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。