小学館文庫<br> 語られなかった皇族たちの真実―若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」

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小学館文庫
語られなかった皇族たちの真実―若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094085907
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

若き末裔が明かす「皇族論」、文庫版で登場

祖母は明治天皇の第六皇女昌子内親王。祖父はスポーツの宮様として知られた竹田恒徳。祖母は三条実美の孫娘。
著者は、明治天皇の玄孫として、旧皇族・竹田家に生まれた。本書は、自らの生い立ちに始まり、祖父から教えられたこと、さらには、皇室が2000年以上の長きにわたって存続してきた理由についての歴史を繙き、天皇家の血のスペアとして宮家が果たしてきた役割を浮き彫りにする。その上で、現在も引き続き話題を集める皇位継承問題について、「男系維持」を強く主張する。旧皇族家出身の立場を充分に自覚し、その覚悟のほども吐露する。
'05年発表の話題の書の文庫版。

内容説明

著者は明治天皇の玄孫として旧皇族の竹田家に生まれた。本書は、自らの生い立ちに始まり、祖父・竹田宮恒徳王から教えられたこと、さらには皇室が二千年以上の長きにわたって存続してきた理由についての歴史を繙き、天皇の血の継承者として宮家が果たしてきた役割を浮き彫りにする。そのうえで現在も引き続き話題を集める皇位継承問題について「男系維持」を強く主張する。二〇〇五年発表の山本七平賞受賞の書を文庫化。

目次

序章 竹田家に生まれて
第1章 万世一系の危機
第2章 戦争と皇族
第3章 終戦と皇族
第4章 占領下の皇族
終章 雲の上、雲の下

著者等紹介

竹田恒泰[タケダツネヤス]
昭和50年、旧皇族の竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。同大学法学研究科講師(憲法学)として「天皇と憲法」を担当。平成18年には『語られなかった皇族たちの真実』で第十五回山本七平賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おかむら

36
浅見雅男「皇族と天皇」を読んだのでこちらも。著者の竹田恒泰は祖父が元皇族で本人も明治天皇の玄孫(孫の孫)。いやあ面白い。スタンスが違うと同じ皇族の話でもこうも違うか! この本が出版されたのはまだ秋篠宮んとこに男の子が生まれる前なので、皇統の断絶の危機にあたり自分の出番(皇族に復帰したい)みたいなこと言っててああオカシイ。あと万世一系(男系)への強いこだわりの理由が、それで二千年続いてきたからだそうです。長けりゃいいのか。2017/03/20

ゆきこ

27
「皇族とは何か」をテーマに、「皇統の担保」としての役割と、戦時~終戦~戦後において皇族がどのような役割を担ったかを論じている一冊です。「天皇」ではなく「皇族」に焦点を当てた本を読んだことがなかったため、知らないことばかりでとても勉強になりました。国全体が混乱に陥るような状況下において、「皇族」「皇室」の存在・役割はとても大きいと感じました。2019/04/12

mari

17
第三章『終戦と皇族』からが特に興味深かった。初めて知ることがたくさんあり勉強になった。戦後、皇室を離脱した11宮家、その宮家の存在もあまり知らなかったので、エピソードはとても興味深く時間を忘れて読んだ。ありとあらゆる本を読んで一生懸命勉強して書かれた1冊だなと思う。今のご活躍はこの本からスタートしたのですよね。2014/12/17

ねこまんま

15
テレビに出演している著者は、なんかチャラくて好きじゃないんだけど、この本はさすが、元皇族の子孫。別人なのかと思いましたよ。「皇位は男系継承を維持すべし」の根拠を丁寧に解説していて分かりやすいです。ややこしいんだけれど、国民が今後、日本の歴史の重みをどうとらえるかにかかってきてるんじゃないでしょうか。そして悠仁親王の時代になったら宮家はなくなるのに皇室典範改正の議論がさっぱりなくなってしまったのはどうなんだかと思います。先送りしてていいんだろうか。2015/03/31

ラクダ

9
最近、ネットで著者の動画を好んで観る。僕にとってはこの本は動画を補完する感じであったが、戦前,戦時中,戦後の昭和天皇や他の皇族達の行動に興味を持って読めました。昭和天皇は戦時回避を望んでいたことは間違いないないのでしょうが,戦時中上官から『これは天皇陛下のご命令である』命令され、散っていった兵士や理不尽理不尽な思いを沢山いたことを忘れてはならないと思った。読みやすさ○2015/12/28

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