小学館文庫<br> 日本沈没 第二部〈下〉

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小学館文庫
日本沈没 第二部〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082753
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

日本列島の沈没は、単なる前触れにすぎなかった―。断続的な冷害に襲われ、深刻な飢饉に見舞われていた北朝鮮に、中国が軍事侵攻した。日本列島の物理的消失により、東アジアの気象が大きく変動し、その影響も拡大していた。日本政府は、もうひとつのプロジェクト―日本人の技術を結集した全地球の環境予測システム・地球シミュレータの実用化に乗り出す。皮肉にもそこにシミュレーションされたのは、地球全体を「新たな異変」が呑み込もうとする悪夢のような内容だった。この地球の未来をも予測し、全人類に警鐘を打ち鳴らした世紀のSF巨編、堂々完結。

著者等紹介

小松左京[コマツサキョウ]
1931年、大阪府生まれ。京都大学卒業。日本SF界の第一人者

谷甲州[タニコウシュウ]
1951年、兵槻県生まれ。大阪工業大学卒業。青年海外協力隊員としてネパール在勤中に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どどいち

55
面白かった。いろんな立場の視点で描かれていた。政治家・科学者・自衛官等…。それぞれの立場としての物語が勉強になる。だから面白い。2017/07/26

とも

51
★★★大作である。小松左京集大成、渾身の1作であることは間違いない。が、それと面白いかというと別で、本人も思いもよらず力が入りすぎたようで、重すぎるのである。付け足せば、構想のみを小松が行い、執筆は谷甲州という訳のわからない作家が受け持った様であるが、とにかく文章に面白みがない。読んでいても走らない、ノってこないのである。これがもし小松本人が書いていれば、数十年来の小松ファンからすれば、この人に任せてまで作品を作ってしまった判断が失敗だったと思わざるをえなく、つくづく残念な結果となった。2016/06/12

さっとる◎

40
第二部読了。決して好きな系統の話ではないのだけど、第一部を読み終わった時から二部も読むぞと。科学的にも気象学的にも政治的にも国際政治の駆け引き的にもその他諸々わからんづくしながら、日本人であることや国とはとか地球に生きていることとか、ぼんやりぐるぐるこんなに考えてしまう本もそうないなと。自分が、自分の国が一番大事で、それは生きる上でそうなんだろうけども、自然を地球環境を宇宙を半端にコントロールできてしまう人類って何なんだろう。どうにもならない大きな流れに何もかも任せきらない知恵が、恨めしくもある。2016/05/01

piro

34
前評判は今ひとつの印象でしたが、現実の現代社会が内包する様々な問題が投げかけられた思いになる、読み応えある作品でした。国土を失った日本国の誇りやアイデンティティを必死に守ろうとする人々。第一部とはまた異なる危機が地球規模で迫る中、各国の思惑の間で奔走する人々。熱い想いに満ちた物語でした。パトリオティズム(愛国主義)、ナショナリズム、コスモポリタニズム…何を軸に生きていくのが「正解」なのか、人其々だと思いますが、自分自身の軸は持ちたいですね。迫り来る現実社会の混沌も見据えて…。2023/12/19

速読おやじ

29
33年の時を経ての続編。小松左京は制作には大いに関わっているが筆を執ったのは同じSF作家の谷甲州。谷氏の経歴はユニークで大阪工大、建設会社、海外青年協力隊、JICA。沈没後の日本国民が世界各国に難民として生活をしているが、日本政府は存在しており、国としての復活に全力を上げている。書きたかった話は山ほどあったのだろうなと想像するけれども、物語には旬があるし、小松さん自身の筆による続編を読みたかったなあというのが正直な気持ち。ただ、小松さんが日本という国を心から愛しているのは物語の端々に窺えた。2022/05/30

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