小学館文庫<br> ニッポン快食紀行―美味いはスゴい!

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小学館文庫
ニッポン快食紀行―美味いはスゴい!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082715
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

「味覚人飛行物体」コイズミ教授が全国の美食・珍食・伝統食を舌で確かめ、日本の豊かな食文化と心意気あふれる名店、料理人を紹介する。北陸で世界一の珍食・フグの卵巣漬けに舌鼓を打ち、飯田で馬の大腸料理に驚き、八丈島でクサヤつけ汁の強烈な臭みの虜になり、石垣島でヤシガニ食ってイラブー汁で精力つけて、泡盛呑んで白楽天。福島の幻のドジョウ、日立のアンコウ、房総の鯨、京都のスッポン、大阪のハリハリ鍋、滋賀の鮒鮓、高知の鰹、中津のハモしゃぶ、佐賀のツガニ、有明海のムツゴロウ…等、日本列島のご馳走を堪能あれ。旅行・出張にも必携の一冊。

目次

食いしん坊天国 釧路
天然素材に自信あり 札幌
発酵食品の故郷 横手
料理は心を映す鏡なり 福島
山峡に食の宝庫あり 飯田
海の幸福をほおばる 日立
豊かなる江戸の台所 房総(勝浦・富津)
実はオトナの楽天地 渋谷
絶海の地に生きる知恵 八丈島
発酵食に命を懸ける 北陸(美川・余呉・敦賀)
不思議の食の国 名古屋
味覚の神髄、古都にあり 京都
味覚極楽の食い倒れ 大阪
天然美食のトリコ 高知
山在りて川在りてハモ 中津
極上の、美食の国へ 佐賀~福岡
南国パワー全開 石垣島

著者等紹介

小泉武夫[コイズミタケオ]
1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学教授、農学博士。専攻は醸造学、発酵学、食文化論。「食の冒険家」として、地球津津浦浦を足で歩き、舌で考え、鼻で嗅いできて、膨大な食歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

23
小泉先生のテキト-な、元い、適切な話の盛り方と独特のオノマトペ表現で、美味しそうな各地の食材をより一層食べたくなります。それから最初の頁の先生の嬉しそうな顔と言ったら(^^) 本書は料理や食材の写真もふんだんにあり、嬉しい反面、通勤電車では隣の目が気になり、ちと恥ずかしいけど、発酵仮面と銘打つ先生が各地の発酵食品を中心に、その美味しさや歴史、関わる人たちとの交流を楽しく描いた、まさに食の紀行録です。大阪編で紹介された道頓堀や鶴橋のお店は行ったこともあり、美味しさの記憶と共に、懐かしさが込み上げてきました。2021/02/18

ようはん

15
この本を読み1年間休んで日本中を食目当てだけに旅行したい気持ちになった。そんな暇も金も全く無いけど…2024/04/03

osakanazuki44

3
旅行誌に連載されたコラム。食の観光案内っぽい。北海道から沖縄まで老舗料理店・市場の紹介。写真入り。 2021/03/25

トーマス

3
東西南北、日本各地のおいしものを実際のお店とともに紹介。もう小泉さんに最近いった美味しい店の連載か何か持ってほしい。どの店も行きたいと思ったね。まさに垂涎。2017/06/25

ハンパク

1
小泉さんの本は、私が祖母に薦めて逆輸入で知った(まだ読んだことがなかった)。少しずつ読んだが、なんど唾液を飲み込んだことか……。そして日々のご飯をもおいしく食べられることに、感動しきりだった。ああ、旅に出たい!2016/09/14

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