出版社内容情報
284万人を動員した傑作映画の続編。
あの感動を再び。さらに心が温まる国民的ノベライズ【書き下ろし】。
郷愁を呼ぶ”三丁目ワールド”を温かく描く珠玉の一冊。
内容説明
東京タワーが完成し、年が明けた昭和三十四年。駄菓子屋を営みながら児童小説を執筆する茶川竜之介や、油まみれで車の修理に追われる鈴木オートの社長をはじめ、夕日町三丁目に暮らす人々の周辺にまたいろいろと騒動が…。西岸良平原作の人気コミック『三丁目の夕日』と、日本中が涙した映画の続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に描かれる“三丁目ワールド”を、作家・山本甲士が前作につづいてあたたかく綴る。懐かしいあの感動にもういちど出合える国民的ノベライズ小説!どんなに時代が移り変わろうと、変わらない大切なものがきっとそこにはある―。
著者等紹介
山本甲士[ヤマモトコウシ]
1963年生まれ。96年『ノーペイン、ノーゲイン』で横溝正史賞優秀作を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
52
映画そのまんまというわけでもないのね。2019/02/02
SOHSA
27
《購入本》「ALWAYS三丁目の夕日」に続いて読了。コミックと映画をベースにした小説化本。通り過ぎた時代は必ずしも良いことばかりではなかったけれど確かに現在に至るまでの過程で変遷した価値観や倫理は少なくない。いつのまにか私たちは人情や近所のよしみといったものを余計なお節介として切り捨ててしまった。価値観の多様化は決して悪いことではないにせよ、共同体としての共通認識はある種のセーフティネットになっていたのだが。物語としての楽しさ、面白さは勿論のこと、歩いてきた道のりを振り返るきっかけを本書は与えてくれた。2015/08/09
なっちゃん
17
山本さんの作品を探していて見つけた本。ALWAYS 、大好きです!!これは、二作目 の原作!?それとも映画の二作目にサイドストーリーを加えたもの?!どっちにしても、楽しかったので、オッケーです。ちょっと得した気分でした。2013/07/25
葉芹
10
映画も漫画もいいけど文章もいいなあ。2012/06/09
相田うえお
9
良かったです。★★★★★