小学館文庫
医者の私ががんに罹ったら―あきらめない治療最前線とベスト療法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094081329
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0195

内容説明

進行がん医療がお粗末な日本。病院によって、患者が受けられる治療の質は全く違う。「がんの患者に『もう治療法はありません』と告げる医者たちがいる。私はそういう医者たちに聞いてみたい。もし、あなた自身が患者だったとしたら『もう治療法はありません』と自らに言えるだろうか」がん患者と共に懸命に闘う“フリーの外科医”が「自分ががんだったら」と想定し、「部位別・進行別の最適治療法」を詳細に解く。早期発見法から賢い病院選び、自分が受けたい医療、副作用の少ない抗がん剤治療まで。既成の病院治療を飛び出した医者が卒直に語る、がん医療の真実とは。

目次

第1章 人は必ずがんになる(がんをいかに発見するか;がんとは何か ほか)
第2章 日本で、賢いがん患者になるコツ(いびつな日本のがん治療;がんの手術を受けるとき ほか)
第3章 私が受けたい抗がん剤治療(“柔らかい”抗がん剤治療;患者が主役になる医療 ほか)
第4章 がんの部位別・進行別治療法(肺がん;大腸がん ほか)
第5章 今ある武器で、よりよく闘う(「最新治療」のその後;抗がん剤治療のこれから ほか)

著者等紹介

平岩正樹[ヒライワマサキ]
1953年広島出身。東京大学物理工学科卒業後、東大理学3類に再入学、84年同医学部卒業。東大病院第一外科、国立がんセンター等を経て共立蒲原総合病院外科科長、がん治療部部長。現在は都内の病院で治療にあたる一方「がんの相談室」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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