出版社内容情報
深い学識で古代から江戸時代までを語りあう
国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎というふたりの碩学による対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る……。平易な語り口で、古代から江戸時代までを縦横無尽に論じています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な1冊です。
内容説明
国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎という、ふたりの碩学によるスーパー対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る…。話は古代から江戸時代までにおよび、平易な語り口で縦横無尽に論じられています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本そして日本人について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な一冊。
目次
日本人はどこから来たか
日本人はいかに形成されたか
古代出雲と東アジア
花開いた古代吉備
フロンティアとしての東国
中世瀬戸内の風景
日本人のこころの底流
世界のなかの日本文化
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒業。産経新聞社勤務中に、『梟の城』で直木賞。1993年文化勲章受章。1996年没
林屋辰三郎[ハヤシヤタツサブロウ]
1914年金沢市生まれ。芸能史、部落史、女性史などの視点も積極的に取り上げた日本史学者。立命館大教授を学園紛争で辞任後、京都大学人文科学研究所教授となり、同研究所長、京都国立博物館長などを歴任。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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