小学館文庫<br> ザ・プロフェッサー

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小学館文庫
ザ・プロフェッサー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 536p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066159
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

法と正義、師弟愛を描く胸アツ法廷エンタメ

アラバマ大学ロースクールの老教授トム。学生時代に同大フットボール部で全米チャンピオンとなり、卒業後は弁護士となるも恩師の導きで再びこの大学で教鞭を執り、法学者として順風満帆な人生を過ごしてきた。しかし今は愛する妻を失い、友人の裏切りから不名誉な形で職を追われ、自身も癌を患っていた。絶望の中、彼の前に現れたのはかつての恋人。娘夫妻と孫を大手運送会社のトラック事故で失った彼女は、トムに「法廷で真相を知りたい」という。ある確執から絶縁状態にあった教え子の新米弁護士リックを適任と感じた彼は、弁護の橋渡しをし自分は故郷に身を隠すが、被告である運送会社の隠蔽工作は裁判を予想外の方向へ導き……。
真実と悪、師弟愛、スポーツと友情……挫折を繰り返しながらも最後まで「正義」を諦めない登場人物たちの矜持に胸が熱くなる、痛快法廷エンタテインメント!

内容説明

アラバマ大学の教授トムは、元大学フットボールの全米王者。弁護士として活躍した後、母校の法学者として順風満帆な人生を送ってきたが、いまは絶望の中にいた。癌で妻を失い、信頼していた友人からの裏切りに遭い、不名誉な罪を着せられて職を追われ、さらにトム自身も膀胱癌に冒されていることが判明。昔の恋人から「娘一家を奪ったトレーラー事故の真相を知りたい」と相談されるが、教え子のリックに弁護の橋渡しをして故郷に身を隠してしまう…。正義をあきらめない者たちが、死力を尽くし人間の矜持を賭けて法廷で闘う。全米で話題の胸熱リーガル小説!

著者等紹介

ベイリー,ロバート[ベイリー,ロバート] [Bailey,Robert]
米国アラバマ州出身。アラバマ大学ロースクールを卒業後、地元ハンツビルで弁護士として活躍し、14年に『ザ・プロフェッサー』で作家デビュー。ビバリーヒルズ・ブック・アワードのリーガル・スリラー部門を受賞

吉野弘人[ヨシノヒロト]
英米文学翻訳家。山形大学人文学部経済学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

141
司法の老教授が病に蝕まれ勤め先の大学であらぬ疑いをかけられ職を失う。田舎に引きこもり、やさぐれた日々を過ごしていた彼にもう一度弁護士として法廷に立つ決意をさせてくれたのは、身を賭して彼を山猫の牙から救ってくれた彼の年老いた愛犬の姿だった。彼は一度は自分の教え子に託した裁判の圧倒的不利な状況に、痛みに耐えながらも公判の場にかけつける!相手側の、証人抹消の為に殺人も厭わぬ汚いやり口に敗戦目前だったのだが、老教授はそれでも【決してあきらめない】気持ちで戦う。痛みに気を失いかけながら!これは読むべき本に推します。2022/08/14

Panzer Leader

105
「第139回海外作品読書会」公私ともに不幸のどん底に落とされた老教授が確執の有った教え子と共に巨悪な会社に立ち向かう胸熱リーガル法廷ドラマ。善人と悪人があまりに類型的過ぎるかなと思わないでもないが、弁護士物の海外ドラマが好きの上、実在したカレッジ・フットボール界の伝説のコーチとの絡みも描かれて正に自分好みの読み応え抜群の作品。熱暑続くこの時期にこそ相応しい一種の清涼剤の様な読後感。出版社に持ち込みで実現させた訳者さんもグッドジョブ。願わくは次作以降も出版されますように。2019/08/08

のぶ

104
久しぶりにリーガル小説を読んだが、これは面白かった。68歳のトム・マクマートリーは癌で妻に先立たれ、自身も癌が見つかり闘病している。そんな折、かつての恋人から娘夫婦と孫娘を亡くした交通事故の真相が知りたいと相談をもちかけられる。40年も法廷を離れていたトムは、疎遠になっていたリックを紹介する。リックにも個人的事情があったが、弁護を引き受けることにする。前半はそんな状況説明だったが、中盤以降、法廷場面が続く。原告と被告のやり取りには目が離せない。最後はすっきりした読後感の一冊だった。今後の訳出を期待したい。2019/06/03

buchipanda3

92
面白かった。これは痛快、そして胸を熱くさせる展開に一気読みの法廷サスペンス・エンタメだった。愛すべきキャラたちもいい。主人公はロースクールの老教授トム、68歳。狡猾な策略で職を追われ、病いにも罹り、気力を失いかけていた彼の前にかつての恋人が現れて法廷に立つことを依頼される…。裏切り者やド畜生のクソ野郎のやり口に怒りでムカムカ。ここまで悪が好き放題なのは極端にも思えたが、その分、トムの見事な反転攻勢に酔いしれ、終盤の熱さと心地良さを堪能できた。ビッグボーイの話はただひたすら感涙。シリーズ続編を早く読みたい。2019/03/21

goro@80.7

90
熱いリーガルものをお探しの皆々様、ここにありました!妻は亡くし40年もの間心血を注いだ大学のロースクールも追われ心身ともに疲れ果てた男マクマートリー教授。昔の恋人から交通事故裁判を依頼されるが、自分は闘えないと喧嘩別れをした教え子リック事件を譲る。悪徳企業による法令違反を暴くためリックは証人を探すがことごとく先手を打たれ絶望的。まぁ絵に描いたように教授が立ち上がって来るんだけど周りを取り巻くドーン、ボーなどのキャラクターが最高です。ページターナーでした。ボーが窮地に立たされる2作目も読まねばなるまい。2020/05/26

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