出版社内容情報
極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾
アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。1年のうち2か月は太陽が山に隠され、日が昇ることがない。
その季節が間近となったある日、郊外の空き家で警察署長が銃撃され、瀕死の重傷を負った。
アリ=ソウルはその日、当直の予定だったが、インフルエンザで休んでいた。撃たれた署長にいくばくかの負い目を感じながら、アリ=ソウルは捜査を始める。
やがて、事件にドラッグと政治家が絡んでいる可能性が見えてきた。市長や副市長への聞き込みを進めるが、そのことがマスコミに漏れ、さらなる悲劇を招く。
一方、事件現場となった空き家には、50年以上前から忌わしい歴史があったことが明らかになるのだが。
極夜の町に連綿と続く負の連鎖――アリ=ソウルは事件を解決できるのか。
世界14カ国で翻訳、英国ではドラマ化が進むベストセラー「警官アリ=ソウル」シリーズ第2弾、満を持しての登場!
解説は杉江松恋さん。
ラグナル ヨナソン[ラグナル ヨナソン]
著・文・その他
吉田 薫[ヨシダ カオル]
翻訳
内容説明
アイスランド最北の小さな町シグルフィヨルズル。日が昇らぬ極夜の季節が近づいたある朝、アリ=ソウルに一本の電話が入る。署長ヘルヨウルフルの妻からで、夫の行方が分からないという。アリ=ソウルは、町はずれの空き家で瀕死の重傷を負って倒れている署長を発見する。そして署長の息子から、事件現場で父親が何をしていたかを知っていると聞く。空き家ではドラッグが売買され、それに政治家が絡んでいる可能性もあるという。空き家は五十年ほど前、住んでいた双子の一人が死んだ場所でもあった。十四か国で翻訳された北欧ミステリの人気シリーズ第二弾!
著者等紹介
ヨナソン,ラグナル[ヨナソン,ラグナル] [Jonasson,Ragnar]
アイスランド首都のレイキャヴィーク出身。小説執筆の傍ら、弁護士としても活動している。英国推理作家協会(CWA)会員
吉田薫[ヨシダカオル]
関西大学文学部ドイツ文学科卒。英米文学、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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