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小学館文庫
激震!朝鮮総連の内幕―「9・17拉致自白」で変わったのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094055016
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0195

出版社内容情報

9・17以降、混迷する朝鮮総連の虚と実を抉る渾身ルポ

 金正日の「9・17拉致自白」に揺れる朝鮮総連。止まらない会員の離反、禁忌を破って噴出する告発の声。絶え間ない公安との闘争と内部瓦解の危機を、鉄の結束と沈黙の掟で乗り越えて来た共同体は自ら武器にしてきた「必要悪」の泥沼にまみれ、その大きなツケに悩まされている。9・17の激震で組織変革の動きは出てきたのか。かつて総連の活動に積極的に関与していた著者がその真相に迫る。●文庫書き下ろし

内容説明

2002年9月17日の小泉訪朝の際、金正日よりもたらされた「日本人拉致」自白は、北朝鮮の出先機関というべき朝鮮総連にも大きなダメージを与えた。加速する会員の離反、禁忌を破って噴出する告発の声。絶え間ない公安との闘争と内部瓦解の危機を、鉄の結束と沈黙の掟で乗り越えてきた共同体は自ら武器にしてきた「必要悪」の泥沼にまみれ、今、その大きなツケに悩まされている。9・17の激震で組織変革の動きは出てきたのか。かつて総連の活動に積極的に関与していた著者がその真相を渾身レポートする。

目次

第1章 動揺する組織
第2章 スキャンダルの連鎖
第3章 危機の予兆
第4章 停滞する変革
第5章 問われる存在意義
第6章 岐路に立つ総連

著者等紹介

李策[リチェク]
東京生まれの在日朝鮮人3世。朝鮮大学校卒。総連の運動に積極的に参加した経験があり、北朝鮮にも定期的に渡航。現在はフリーランサーとして事件や経済問題をフォローする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。