小学館文庫<br> チャイナリスク―ある邦銀の挑戦

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小学館文庫
チャイナリスク―ある邦銀の挑戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094054934
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C0195

出版社内容情報

さまざまな障壁を彼らはいかに乗り越えたか

40年前ロンドンから一人の銀行マンが香港に降り立った。「香港支店を開設せよ!」。ここから中国進出の足がかりを得た三和銀行(現・UFJ銀行)は、その後、さまざまな障壁を乗り越えて、上海をはじめ中国本土各地での事業展開に成功する。なぜ彼らは「中国に強い、が強み」と胸を張れるのか? 10年にわたり、香港、広州、北京、上海などへ現地取材を繰り返し、200人近い関係者へのインタビューを敢行した著者渾身のビジネス・ノンフィクション。

ある邦銀の挑戦

内容説明

四〇年前ロンドンから一人の銀行マンが香港に降り立った。「香港支店を開設せよ!」。ここから中国進出の足がかりを得た三和銀行(のちのUFJ銀行)は、その後、さまざまな障壁を乗り越えて、北京、上海をはじめ、中国本土各地での事業展開に成功する。なぜ彼らは「中国に強い、が強み」と胸を張れるようになったのか?十年にわたり、香港、深〓(せん)、広州、北京、上海へ現地取材を繰り返し、二百人近い関係者へのインタビューを敢行した著者渾身のビジネス・ノンフィクション。中国ビジネス成功への鍵がここにある。

目次

香港支店を開設せよ!
暗中模索の支店経営
「南下作戦」
円元決済
香港ビジネス
ドブ板外交
香港には魔物が住んでいる
ローカル化
香港型日本的経営
経済特区「深〓(せん)」
トップクラスの銀行へ
北京と上海
香港返還
躍進する中国ビジネス
「三和」の名前が消える
チャイナリスクを超えて

著者等紹介

立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年北九州市生まれ。ノンフィクション作家。企業・経営関係を中心に活躍。講談社ノンフィクション賞を受賞した『覇者の誤算』ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジェンダー

28
日本の会社も世界中に進出していましたが金融機関も40年前から進出していたのには驚きました。しかも香港に。そして中国に進出し日本と同じように業務するのにここまで苦労していたとは驚きました。自国の金融機関や自国通貨を守る為にここまで規制しているとは今は多少ましになっているように思われるけれどそれでも損して得とれではないけれど赤字覚悟でやっていくしかないのは変わらないと思います。しかし日本とは違い語学力に堪能な人材が多いのも事実。その人の人間性を見て融資する。今の日本に必要な事だと思う。2014/07/08

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