小学館文庫
議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094046731
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0131

出版社内容情報

給与疑惑から口利きまで??影の主役たちが素顔で語る!

"名義貸しに口利き……と、今や""政治家汚職の温床""とも揶揄される国会議員秘書たち。「彼らは一体なにする人ぞ?」という素朴な疑問に応えたのが本書。衆議院議員の元秘書であり、現在はニューヨーク・タイムズの取材記者である著者が、現役秘書たちを徹底取材し、その実態を解き明かす。秘書たちのぼやき、秘書しか知り得ない政治家たちの面白エピソード……など、この1冊で「永田町」がもっと面白く、もっと身近になる!"

内容説明

給与“ピンハネ”疑惑に口利きビジネス…と、今や“政界汚職の温床”とも揶揄される国会議員秘書たち。彼らは本当に悪役か?それとも議員の尻拭い役なのか?そもそも、秘書になるのはどのような人たちか。議員と秘書の関係は?公設と私設ではいったい何が違うのか。そして、彼らが本当に目指しているのは何なのか。現役の国会議員秘書たちを徹底取材。彼らの素顔を描き、そこから浮き彫りにされる永田町の実態を、生々しく活写した渾身リポート。小泉純一郎首相の首席秘書官・飯島勲氏のインタビューも収録。

目次

第1章 永田町ビギナーのための「秘書入門」
第2章 秘書は過酷な稼業ナリ
第3章 「首相秘書官」の正体を探れ!
第4章 こうして秘書は寿命を縮めていく…
第5章 歴史に残る秘書列伝
エピローグ 秘書は何でも知っている

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年、福岡県生まれ。都留文科大学文学部英文科卒業。衆議院議員公設秘書を経て、99年7月からニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者。一連の田中真紀子前外相に関する報道で、「2001年度・雑誌ジャーナリズム賞」を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

6
議員秘書は議員の先生方にはいなくてはならない存在のようです。でも、何かあれば最初に切られるのは秘書ですよね。2012/06/19

はむズ

2
見出しをピックアップしてみると… ※秘書は過酷な稼業なり ※政治家秘書は「3K」  (キツい。肝臓壊す。家族に理解されない) ※離婚率はダントツ!? ※こうして秘書は寿命を縮めていく それでも、やっぱり。 ですよね♪2017/01/20

boyblue

1
国会議員と秘書。ヤクザの親分と組員。この本を読んであらためて本当によく似ていると思った。優秀な秘書は議員に忠誠を誓い、労を厭わず、親分の罪を進んでかぶる。昔はお勤めを終えて帰ってくるとハクがついたが今は親分も一蓮托生だからつかまらないようにうまくやらなきゃならないのまでそっくり。鳩山邦夫事務所の元秘書として上杉さんは筋は通しているんじゃない?この本は決して秘書を卑下していないし、個人事情の暴露もない。大物の陰に凄腕の黒子あり。2010/02/15

Sumiyuki

0
飯島勲氏「活字よりテレビ、一般紙より週刊誌」2017/04/08

kwy8791

0
秘書経験者だからこそ書ける話がそこそこあって、好奇心をそれなりに満たしてくれる一冊2010/01/01

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