小学館文庫<br> 田中真紀子の恩讐

小学館文庫
田中真紀子の恩讐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094046724
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

鋭い舌鋒を武器に生きる「女政治家」の愛憎57年史。

 なぜ田中眞紀子は、恐れを知らぬ弁舌で政界の大物を次々とバッサリ斬り捨てることができるのか。その「力」の源泉に迫った傑作ノンフィクション。「今太閤」から「刑事被告人」となった父・田中角栄の寵愛を受け、「お嬢さん」として育った彼女の心には、深く深く刻まれた愛情と怨念があった。目白御殿で父の姿を通してしか知らなかった「政治の世界」に、「一介の主婦」として飛び込んで八年。ロッキード事件や数々の政争を経て醸成された、恩讐の数々。そして、彼女の知られざる素顔と心の奥底にある「角栄の遺産」を描き出す。

内容説明

なぜ田中真紀子は、恐れを知らぬ弁舌で政界の大物を次々とバッサリ斬り捨てることができるのか。その「力」の源泉に迫った傑作ノンフィクション。「今太閤」から「刑事被告人」「目白の闇将軍」となった父・田中角栄の寵愛を受け、「お嬢さん」として育った彼女の心には、深く深く刻まれた愛情と怨念があった。目白御殿で父の姿を通してしか知らなかった「政治の世界」に、「一介の主婦」として飛び込んで八年。ロッキード事件や数々の政争を経て醸成された、恩讐の数々。そして、彼女の知られざる素顔と心の奥底にある「角栄の遺産」を描き出す。

目次

1 人気の秘密
2 ジャーナリストへの夢
3 二人の政治家の死
4 最大の被害者
5 田中真紀子を衝き動かすもの

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年5月、福岡県生まれ。都立広尾高校、都留文科大学文学部英文科卒業。在学中から富士屋ホテルに勤務。卒業後テレビ局報道局に勤務。のち衆議院議員公設秘書に転ずる。99年7月からニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

24
田中眞紀子さんのイメージは期待値は高かったが、何も出来なかったというものでした。この本を読んで何故このようなイメージを持っていたのかを考えることが出来ました。田中角栄に対する幻影がすごすぎたのだろうと感じました。2023/09/27

yamayuuri

1
熟読。田中眞紀子が背負った宿命を負いながら、政治家としての彼女の限界を指摘している。しかし筆者自身が最後に告白するように、田中眞紀子を書こうとすると、結局は田中角栄を書かざるを得ず、本当の意味での真紀子論はやはり存在しないのかもしれない…。面白い!2010/10/07

Gen Kato

0
政治家の資質って何だろうと考えながら読んでいた。やはりわからない。実績も実力もないところから生まれる人気は魔物だと思うしかない。2014/08/21

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