小学館文庫<br> 台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい

個数:

小学館文庫
台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月19日 18時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094024166
  • NDC分類 302.224
  • Cコード C0198

出版社内容情報

『台湾論』騒動渦中に発行停止となった問題の書よみがえる!

近年、台湾では国民党主導による反日教育が改められ、日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構”が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってしまった。本書では、「台湾には日本が今こそ学ぶべき“正しい日本史”がある」とする筆者が、「日本人よ、自信と誇りを取り戻せ」と訴える。昨年7月に日本で単行本化されたものの、小林よしのり著『台湾論』を巡る一連の騒動の中で、販売中止に追い込まれた「問題の書」を緊急文庫化!

蔡 焜燦[サイ コンサン]
著・文・その他

内容説明

近年、台湾では日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構”が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってしまった。本書では、「台湾には日本が今こそ学ぶべき“正しい日本史”がある」とする筆者が、「日本人よ、自信と誇りを取り戻せ」と訴える。小林よしのり著『台湾論』を巡る一連の騒動の中で、販売中止に追い込まれた「問題の書」を、この騒動についても大幅に加筆して緊急文庫化。

目次

第1章 台湾の恩人・司馬遼太郎
第2章 台湾近代化の礎を築いた日本統治時代
第3章 「二つの祖国」―「戦争」そして「終戦」
第4章 “祖国”の裏切り
第5章 日本人よ胸を張りなさい
第6章 『台湾論』その後

著者等紹介

蔡焜燦[サイコンサン]
1927年、台湾生まれ。台中州立彰化商業学校卒業。45年、岐阜陸軍整備学校奈良良教育隊入校。終戦後、台湾で体育教師となるが、後に実業界に転身。
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

47
⭐️⭐️⭐️⭐️凄い人に出会えました。蔡焜燦さんは御歳88歳の実業家でありますが、何と司馬さんの台湾紀行をコーディネートしていた『老台北』其の人でありました。不屈の精神と書くと今時は流行らない共産独裁国家を連想させるかも知れませんが、上っ面の表面的な現世利益だけの現金至上主義と対峙する精神至上主義の極致とも言うべき著者の歴史の風雪にに耐えた言質は風見鶏の様な昨今の日本の弱腰外交に苦言を呈します。心眼が開くには経験がある程度必要ですが、先達の力を借りると若輩者でも掴める物があります。読まない事が罪悪です。2015/04/05

Miyoshi Hirotaka

45
文化は受容する側が古い形を残す。アメリカ英語にイギリス英語よりも古い形が残っているのと同じ。わが国の精神遺産が古い形のまま伝承されている国が台湾。数百年の間に漢民族と原住民が交わり、独自の文化と独特な民族性が育まれ、さらに日本統治時代の50年間の教育により、法治社会に必要不可欠な「公」という概念が徹底的に教え込まれた。それにより、「私」と「金」と「権力」が全ての中国社会と異なる倫理感が形成され、政治的弾圧を耐え続けてきた。我々は、過去を正当に評価し、自信をもって、海外に残る日本精神や歴史観に学ぶべきだ。2015/04/13

James Hayashi

22
司馬遼太郎の台湾紀行で同行し、小林よしのりの台湾論でも紹介されている実業家であり愛日家であられる蔡氏の著作。歴史ばかりでなく政治的な問題も当然ながら主観で書かれている。特に驚いたのは99年の台湾地震の後、中国が国連を通し各国に"中国の領土である台湾"への儀礼金への感謝を表明したこと。このようなヤクザな行動ができる中国。台日友好世代もかなりお年を召されてきている。政治経済や文化面で、新世代の両国友好関係を築いていける人材の輩出が望まれる。台湾の地震で被害に遭われた人々にお悔やみ申し上げる。再読。 2016/02/08

しゅわっち

19
いい本でした。台湾の方が書いた本だから書ける内容があり、戦前、戦後の台湾がよく理解できました。儒教に縛られる中国、朝鮮。島国による風土が、儒教を阻害するのか不思議に感じた。公を大切にするのは、宗教が荒んでいないから成り立つのかもしれない。対比で、中国、朝鮮が、政治目的に宗教を弾圧したり、保護したりするので、宗教よりも金優先の社会になってるのかもしれないように感じた。これから、民主主義の価値観を共有し、お互いに発展することを望みます。2020/08/30

TheWho

17
読友さんのレビューと題名に興味が湧き直ぐに図書館から借りて読んだ一冊。台湾に対しては、大叔父が戦前に台北帝大の出身で、また父が高砂族のシラヤ族との交流がある事から子供も頃から親近感があり、金美齢や黄文雄、陳舜臣の著作に触れていた。しかし本著は、今まで触れていた数々の著作を越えた日本愛が満載で、一気読みながら涙が出る程であった。特に我々は「日本語族」であると云う行に言い寄れぬ感銘を受けた。未だ台湾は行った事は無いが本著を携えて是非訪れたい。2017/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/442617
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。