出版社内容情報
庶民の息遣いを今に生き生き伝える江戸案内
粋(スイ)の上方、粋(イキ)の江戸。吸ったら吐き出す江戸の「いき」。情もお金も溜め込まない気風のよさを身上に、ファッション、グルメ、長屋暮らしに色に恋。江戸の庶民の息づかいを生き生きと今に伝える江戸案内。初詣に始まり桜見、花火などの行事、大相撲などの娯楽、そして生活や町の様子を概説する第1部と、浮世絵や古地図を参照しながら4回にわたって行った「講義録」を収録した第2部からなる、杉浦版「江戸入門書」の決定版!
内容説明
粋(すい)の上方、粋(いき)の江戸。吸ったら吐き出す江戸の「いき」。情もお金も溜め込まない気っ風のよさを身上に、即席グルメに、江戸前ファッション、長屋暮らしに、色に恋。江戸の庶民の息づかいを生き生きと今に伝える江戸案内。初詣でに始まり、桜見、川遊び、花火大会、大相撲見物などの行事や娯楽、洒落を駆使した言葉遊び、そして日々の生活や町の様子を概説する第一部「ごくらく江戸暮らし」。浮世絵や古地図を参照しながら四回にわたって行われた“講義録”を収録した第二部「ぶらり江戸学」。面白さも二倍の、杉浦版「江戸入門書」。
目次
第1部 ごくらく江戸暮らし―風流案内十八景(江戸の行事・行楽;江戸の娯楽;江戸の生活;江戸の町)
第2部 ぶらり江戸学―「夜中の学校」講義録(江戸前概論;江戸前の食文化;江戸前ファッション考;江戸前の恋愛学)
著者等紹介
杉浦日向子[スギウラヒナコ]
1958年、東京生まれ。「通信室之梅」で、漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、84年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文芸春秋漫画家賞を受賞。現在は文筆家として活躍
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