出版社内容情報
「車椅子の花嫁」が自らの16年間を綴った、本当の「美しき人生」
かつて「車椅子の花嫁」として、テレビ、新聞、雑誌など各マスコミで報じられた鈴木ひとみさん。準ミス・インターナショナルからモデルへと夢に向かって走り出した22歳のとき、交通事故に遭い、下半身の自由を失いました。恋人との結納を、2週間後に控えながら・・・・・・。自ら「命日」と呼ぶこの日から、彼女の人生は一変しました。車椅子の自分を受け入れられないことに悩む日々。しかし懸命のリハビリの末、車椅子陸上で国体に出場し、優勝。念願の結婚も果たしました。そして夫、車椅子の「同士」、友人、家族などとのふれあいから、彼女は生きる喜びを見つけました。そんな彼女が今だからこそ書けるすべてを綴った、本当の「美しき人生」です。
鈴木 ひとみ[スズキ ヒトミ]
著・文・その他
内容説明
結婚直前の交通事故。頸随損傷。両脚の自由を失う。それは、準ミス・インターナショナルのキャリアも夢も失うことでした。凄まじいリハビリ、愛する人との結婚、スポーツへの挑戦、社会復帰。あれから16年。今だから書けることのすべてです。涙と一緒に元気も出る感動のドキュメント。
目次
第1章 日常―車椅子で、現在を生きる
第2章 運命―人生を変えた事故、そして結婚
第3章 変化―私を強くしてくれた人たち
第4章 夫婦―ノブとふたりで歩んだ道のり
第5章 明日―車椅子を受け入れた私
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あけさと@ぷに
11
手術直前の突然のキス。二人の愛と絆の強さを感じた。こんなふうにお互いを思いやれる恋愛したいな。2013/12/01
ぁー
1
【あいうえお読書*い*】 *い*命をくれたキス〜「車椅子の花嫁」愛と自立の16年〜 内容は時系列に沿ってではないので、あれ?ってなる。下半身不随になっての心境、周りからどう接してもらいたいか、道具とかはこうだったらいい、などこういう考え方もあるんだなと参考になった。 この本が書かれたときと今は、医療技術も全く違うし、しょうがいに対する考え方も違うかもしれない。だけど、車椅子の人がいると、好奇の目で見てしまう。可哀想と思ってしまう。そんな自分を改めよう…と思った一冊2017/09/20
ミカヅキカゲリ
1
わたしは音訳図書を聴いているのだけど、写真が見たかった。障害者であるとか関係なくこの人はもともと恵まれていたのだろうな。障害者になったからと云って、何もあきらめなくていいのだ。2012/04/16
ぽかりんこ
0
果たして私達がそうなった時、お互いに「私が(俺が)貴方の足になってあげる」と言えるだろうか。2014/12/23
石川孝弘
0
障がいに向き合い、前向きに生きる姿に心打たれました。2013/11/24