道路の決着

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093941679
  • NDC分類 514.06
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小泉改革の象徴でもある道路公団民営化、その内側では壮絶な「闘い」が繰り広げられていた。民営化直前には副総裁の逮捕にまで発展。民営化委員として改革の先陣を走ってきた著者が総括する迫真のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホリエンテス

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高速道路民営化の完結編。政治の圧力と闘いながら民営化の着地まで。委員会メンバーが切り崩されながらも立ち回る著者がすごい。公開性と細部にわたる調査があって導き出された結果だな。2006/12/17

gdeh

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「道路の権力」の続編。勝ちへのキーポイントは最初から拘った(メディアへの公開)と圧倒的なデータ収集と開示かな。2011/07/03

sunny__ken

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これだけ細かい記録はすごい。文章も読み応えあり。さまざまな政治の力を垣間見れる。2010/06/20

ほっそ

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ご存知の通り、道路関係四公団民営化推進委員会(これが正式名称のようです。長い!)は、七人の委員のうち、五人が辞任するという、異常事態になりました。これをどうとらえるか・・・ここに作者の強い意志が感じられます。同じく最後まで、委員を続けた大宅映子さんも、頑張りました。2009/09/29

かず坊

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道路関係4公団民営化推進委員会が設置されてから、20年。当時、高速道路はムダ、赤字を垂れ流す利権と悪の巣窟として糾弾され、その民営化をめぐって日本中が大騒ぎした。 本四公団に13,400億円の税金を注ぎ込むものの基本的に新会社の自力返済を可能とするスキームになり、現在も着実に返済を進めている。 筆者曰く「100点満点ではないが及第点」の改革がまとまるまでに、どのような戦いがあったのか、詳細に記録されており、読み応えがあった。気力さえあれば乗り切れる、委員の使命を全うされた筆者に敬意を表したい。 2022/02/27

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