出版社内容情報
昭和天皇の87年の生涯を「追体験」できる
宮内庁が24年余りの歳月をかけて作成した全61巻、1万2137ページ。そんな一大歴史資料「昭和天皇実録」を丹念に読み込んだ著者は、ダイアリー(日記)方式で87年8ヶ月の生涯を綴ります。
そこには、コップに水滴が一滴ずつたまるがごとく、日本が「戦争」に歩む姿が描かれています。21世紀の我々が昭和天皇の喜び、怒り、悲しみ、苦悩を知ることは、「激動の20世紀」を“追体験”することにほかなりません。
――2019年3月完結予定の『実録』が、この一冊ですべて学べます。
【編集担当からのおすすめ情報】
全61巻もあり、2019年に完結予定の『実録』を読むことは、一般の方には現実的に難しいと思います。しかし、混乱を極めた「激動の20世紀」も、著者のような配慮の行き届く案内人がいれば、気になる年代だけでも読んでみようと思えますし、同書一冊を読了したならば、きっと昭和天皇の人生をともに歩んだような充実した読後感を味わうことができると思います。
第一章 「かごの鳥」・欧州巡遊 広き世界の国々の変わる姿を見て来むと
第二章 摂政・即位・軍の暴走 我まつりこといかにかあるらむ
第三章 満州事変・二・二六事件・日中戦争 真綿にて我が首を絞めるのか
第四章 三国同盟・太平洋戦争 なと波風のたちさわくらむ
第五章 占領・巡幸・退位論 身寡薄なれども負荷の重きにたえん
第六章 象徴の新制度・戦争の記憶 やすらけき世いまだならず
井上 亮[イノウエ マコト]
著・文・その他
内容説明
宮内庁が24年余りの歳月をかけて作成した全61巻、1万2137ページ。そんな一代歴史資料「昭和天皇実録」を丹念に読み込んだ著者が、ダイアリー方式で87年8ヶ月の生涯を綴る。昭和天皇の喜び、怒り、悲しみ、苦悩を知り、「激動の20世紀」を“追体験”する。
目次
第1章 「かごの鳥」・欧州巡遊―広き世界の国々の変わる姿を見て来むと
第2章 摂政・即位・軍の暴走―我まつりこといかにかあるらむ
第3章 満州事変・二・二六事件・日中戦争―真綿にて我が首を絞めるのか
第4章 三国同盟・太平洋戦争―など波風のたちさわくらむ
第5章 占領・巡幸・退位論―身寡薄なれども負荷の重きにたえん
第6章 象徴の新制度・戦争の記憶―やすらけき世いまだならず
著者等紹介
井上亮[イノウエマコト]
1961年大阪生まれ。86年日本経済新聞社に入社。東京、大阪の社会部で警視庁、大阪府警、法務省などを担当。現在、編集委員(皇室、近現代史)。元宮内庁長官の「富田メモ」報道で2006年度新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かいゆう
小鈴
小鈴
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大阪のきんちゃん2