さらばアメリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093896085
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

オバマ政権でもこの国の凋落は止まらない――著者初のアメリカ論を緊急出版!

「アメリカは本来、こんな無節操な国ではなかったはずだ。このようなことはアメリカの建国以来、初めてだと思う…」。世界同時金融危機を招いた経済失政、底の浅いメディア報道、傲慢で乱暴な外交や矛盾だらけの中東政策など、ブッシュ政権以降のアメリカが抱える“病巣”を指摘。果たして、オバマ大統領がとるべき政策は? そして、日本の選択は?

MIT留学以来、マッキンゼー本社ディレクター、UCLA教授などを歴任し、これまで実に400回以上も訪米してきた経験を持つ著者が到達した「42年目の結論」とは?

内容説明

ビッグ3救済から“第2のサブプライム爆弾”、EUとの「通貨戦争」、ロシア・中国の復活…その時、日本の選択は?オバマ政権でもこの国の凋落は止まらない!著者初のアメリカ論。書き下ろし最新刊。

目次

プロローグ オバマ政権誕生―それでも私が悲観的にならざるをえない理由
第1章 「無責任の連鎖」が止まらない
第2章 不寛容なアメリカ「終わりの始まり」
第3章 拡大する“反米・嫌米”包囲網
第4章 アメリカン・ジャーナリズムの落日
第5章 敵国なき時代―オバマ外交の連立方程式
第6章 「恐慌回避」のための処方箋
第7章 属国か独立か―日本の選択
エピローグ さらばアメリカ―この国を蘇生させる三つの条件

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、72年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任し、94年に退社。以後も世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして幅広く活躍するとともに、「ボーダレス経済学」と「地域国家論」の提唱者としてグローバルな視点と大胆な発想で活発な提言を行なっている。2005年には日本初の遠隔教育による経営大学院「ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学」を設立し、学長に就任。日本の将来を担う人材の育成に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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