出版社内容情報
人類と企業が21世紀に生き残る具体策15
’92年6月、リオデジャネイロ「地球サミット」から世界のビジネスと生活を一変させる「環境革命」が始まる。環境問題の第一人者であるL・ブラウンが、自らが所長を務める世界最大の環境監視機関ワールドウォッチ研究所のデータをもとに、21世紀に人類が生き残り、さらに発展を持続するための具体策15章を提案し、世界に問う。
内容説明
企業幹部必読、環境問題の第一人者が予言する企業が21世紀へ生き残るための15章。
目次
序章 「地球サミット」で何が変わるか
1 人類は「持続可能な経済」を実現できるか?(国家財政・企業会計へ環境コストを導入せよ;ビジネス効率化で化石燃料の寿命を守れ;「太陽エネルギー」を経済に取り込め;リサイクル・ビジネス(静脈産業)にチャンスあり
森林、牧場、海の生産性回復システムを活かせ
穀物確保のために「水」に市場価値を付与せよ
人口計画は西暦2030年に80億人をめどとせよ)
2 21世紀へ生き残る企業戦略の視座とは何か?(「パイを大きくしない」エコ・ビジネスが成功する;GNPを捨て新経済指標HDIとISEWを採用せよ;地球環境のために「自由貿易システム」の大転換も必要だ;「環境税」導入で企業マインドはここまで変わる;冷戦後の「南」への援助の基本は、「開発と環境」だ)
3 「環境革命」は日本をどう変えていくか(民主化こそニュー・ワールドに至る第一歩;小学館国際セミナー全記録;ビジネスマンが知っておくべき「環境キー・ワード」辞典)