ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885201
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

森見登美彦氏初の対談集!

10代、20代の読者に圧倒的な人気を誇る森見登美彦氏、初の対談集!
デビュー以降各雑誌に掲載された、いまやほとんど読むことの出来ない対談を一挙収録。対談相手は劇団ひとり氏、本上まなみ氏、大江麻理子氏、萩尾望都氏、羽海野チカ氏、うすた京介氏、綾辻行人氏、綿矢りさ氏、万城目学氏など14人。十年前の森見登美彦氏と現在の森見登美彦氏が対談する小説「今昔対談」も特別収録。

森見登美彦[モリミ トミヒコ]
著・文・その他

内容説明

四畳半の内側に広がるフロンティアへ!人生初の対談から、超緊張のご対面まで。作家生活10年間の、登美彦氏と豪華ゲストとの対話を網羅!

目次

劇団ひとり “笑い”の中にある“救い”
万城目学 対決!三つの公開質問状
瀧波ユカリ 漫画と小説の正しい濃度
柴崎友香 イマドキ古都の楽しみ方
うすた京介 脱「○○作家」の挑戦
綾辻行人 京都に潜む怪しの闇
神山健治1 物語の構造はドリフに学ぶ?
神山健治2 オモチロ成分の考察
上田誠1 言葉が作る現実と非現実
上田誠2 鴨川神話が崩れた日
羽海野チカ ダメダメ人間ほど愛おしい
大江麻理子 森見ワールドのモヤモヤ歩き
萩尾望都 わがままに、好きなように書く
飴村行 一見対極、前世は兄弟?
本上まなみ 四畳半に帰るべし!
綿矢りさ 暴走させない恐怖と笑い
小説 今昔対談

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。2003年「太陽の塔」で第十五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で第二十回山本周五郎賞を受賞。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第三十一回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

188
万城目氏、柴崎氏、綿矢氏、綾辻氏の作家、羽海野氏、萩尾氏の漫画家、アニメ『四畳半神話体系』の脚本家上田氏、憧れの本上氏や大江氏の美女達、14人とのこの対談集は、小説、バンブーエッセイ、ぐるぐる案内やブログとは違う登美彦氏を見ることができるファンには必見の対談集だ。装画の登美彦氏の頭には角が生えているのが最初は不思議だった。しかし、登美彦氏は奈良出身で現在は奈良在住ということで納得はしたが、やはり登美彦氏のイメージは、京都と腐れ大学生だ。では二十周年の登美彦氏のイメージは、今とは変わっているのだろうか?2016/11/25

KAZOO

142
森見さんのさまざまなメディアに発表した対談集でかなりいいものとそうでないものとがはっきり分かれます。万城目さんとの対談は結構楽しいのですが、このようなところに発表しなくてもいいのではないかというのもあります。最後の森見さん自身による若いころと現在の対談は、意表をついて楽しめました。2018/03/12

佐々陽太朗(K.Tsubota)

128
「ぐるぐる」について考えてみた。いくら考えても「ぐるぐる」するばかりで何ら成果を生み出すことはなさそうである。まるで迷路に迷い込んだように出口が見えない。そもそも「ぐるぐる」とはそうしたものであろう。うっちゃっておくほかあるまい。対談相手は多士済々。柴崎友香さんの『きょうのできごと』、うすた京介氏の『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』『ピューと吹く!ジャガー』、萩尾望都さんの『11人いる!』、飴村行氏の『粘膜人間』はぜひ読みたい。神山健治氏のアニメ『東のエデン』もぜひ視たい。2018/06/29

スパシーバ@日日是決戦

118
{2016年} 劇団ひとり/万城目学/瀧波ユカリ/柴崎友香/うすた京介/綾辻行人/神山健治/上田誠/羽海野チカ/大江麻理子/萩尾望都/飴村行/本庄まなみ/綿矢りさ。これに加えて、昔の自分を喫茶店に呼びだし今の自分と対談「小説 今昔対談」(爆笑すること請け合い!)も収録。私事で恐縮ですが、四畳半神話大系」を読み終えた瞬間、京都でヘタレ大学生をしていた頃のオレじゃないか!と錯覚したほど。永らく変動がなかった不滅のマイ・ベスト5にランクインする、凄まじい破壊力に圧倒されたことを一生忘れることはないでしょう。2016/11/22

chimako

116
なかなか興味深い対談集だった。表紙も良い。卓袱台で語らう登場人物?(決して“人物”ではないけれど)と森見さんの楽しそうな一場面。特にペンギンの手の広げ方と投げ出した足が愛しい。みんなでああでもないこうでもないって、何を話してるんでしょうね。個人的には万城目学×森見登美彦と最後の「10年前の森見×今の森見」が面白かったなぁ。3月のライオン話も好き。対談の相手には知らない方々もいらして、失礼とは思いながら流し読み。楽しい1冊ではあるけれど、やっぱり小説が好き。直木賞残念だったけどまた面白いものよろしく。2017/02/11

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