パラリンピックの楽しみ方―ルールから知られざる歴史まで

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パラリンピックの楽しみ方―ルールから知られざる歴史まで

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093884914
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0095

出版社内容情報

待望のパラリンピック観戦入門書!!

パラリンピック観戦を最高に楽しむための入門書が、ついに登場!!
パラリンピックを知り尽くした障害者スポーツ研究の第一人者が渾身の力を込めて書き下ろしました。各種競技のルールや見どころはもちろん、過去の大会における様々なエピソードや2020年東京大会の展望まで、盛りだくさんな内容に!

本書を読まずして、パラリンピックは語れない!!

★本書に登場するパラリンピックの競技一覧★
「夏の競技」
アーチェリー/陸上競技/ボッチャ/カヌー/自転車/馬術/5人制サッカー/ゴールボール/柔道/パワーリフティング/ボート/射撃/水泳/卓球/トライアスロン/シッティングバレーボール/車椅子バスケットボール/車いすフェンシング/ウィルチェアーラグビー/車いすテニス/バドミントン/テコンドー
「冬の競技」
アルペンスキー/バイアスロン/クロスカントリースキー/アイススレッジホッケー/車いすカーリング
「過去に行われていた競技」
ダーチャリー/スヌーカー/ローンボウルズ/アイススレッジスピードレース/車いすスラローム
「これからの採用が期待される競技」
電動車いすサッカー/車いすダンス/障害者ゴルフ/グランドソフトボール





目次

まえがき
第1章 1964年東京パラリンピック
東京パラリンピック開催までの道のり
ストーク・マンデビル病院とグットマン博士/日本における身障者スポーツの歴史/東京パラリンピックに向けて奔走した日本人/身障者スポーツの派閥争い
東京パラリンピック開催
開会式の様子/当時のエピソード
東京パラリンピックのレガシー
日本身体障害者スポーツ協会の発足/皇室と身障者の親密な関係/障害者用器具へのインパクト
第2章 近年のパラリンピックをめぐる状況
「リハビリ」から「スポーツ」へ
黎明期から競技普及期へ移行/長野パラリンピック開催の決定/長野パラリンピックの成績/長野パラリンピックのインパクト
急激に変化する障害者スポーツの環境
2011年からの激動の日々/急増するパラリンピック報道/選手の発掘をどうするか
第3章 競技の見どころと日本のメダル期待競技
夏の競技
アーチェリー/陸上競技/ボッチャ/カヌー/自転車/馬術/5人制サッカー/ゴールボール/柔道/パワーリフティング/ボート/射撃/水泳/卓球/トライアスロン/シッティングバレーボール/車椅子バスケットボール/車いすフェンシング/ウィルチェアーラグビー/車いすテニス/バドミントン/テコンドー
冬の競技
アルペンスキー/バイアスロン/クロスカントリースキー/アイススレッジホッケー/車いすカーリング
過去に行われていた競技
ダーチャリー/スヌーカー/ローンボウルズ/アイススレッジスピードレース/車いすスラローム
これからの採用が期待される競技
電動車いすサッカー/車いすダンス/障害者ゴルフ/グランドソフトボール
第4章 知られざるパラリンピックの世界
パラリンピックならではの難問
クラス分けのルールと難しさ/陸上競技のクラス分けの例/アルペンスキーのクラス分けの例/パラリンピックのドーピング問題/不正をどうやって見分けるか
用具の進化と記録の変遷
障害者スポーツをめぐる用具の進化/健常者を上回る記録がある?/パラリンピックの精神とは?
国際政治とパラリンピック
パラリンピックの「南北問題」/日本はパラリンピック弱小国?
第5章 2020年東京パラリンピックとその後
これまでの流れと将来展望
2020年大会で期待されること/今から解決すべき2021年問題/2020年東京パラリンピックのレガシー
あとがき


藤田 紀昭[フジタ モトアキ]

内容説明

1964年東京パラリンピック開催から近年の状況、競技の種類、用具の進化、歴史的な選手まで完全記録!最新パラリンピック観戦入門書!

目次

第1章 1964年東京パラリンピック(東京パラリンピック開催までの道のり;東京パラリンピック開催;東京オリンピックのレガシー)
第2章 近年のパラリンピックをめぐる状況(「リハビリ」から「スポーツ」へ;急激に変化する障害者スポーツの環境)
第3章 競技の見どころと日本のメダル期待競技(夏の競技;冬の競技;過去に行われていた競技;これからの採用が期待される競技)
第4章 知られざるパラリンピックの世界(パラリンピックならではの難問;用具の進化と記録の変遷;国際政治とパラリンピック)
第5章 2020年東京パラリンピックとその後(これまでの流れと将来展望)

著者等紹介

藤田紀昭[フジタモトアキ]
1962年生まれ。筑波大学大学院修了。同志社大学スポーツ健康科学部教授を経て、2016年4月より日本福祉大学教授。文部科学省主催「オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうちゃ

17
☆4 1964年東京パラリンピック開催から近年の状況、競技の種類、用具の進化、歴史的な選手まで完全記録掲載の最新パラリンピック観戦入門書。もうすぐ開幕のリオ・パラリンピック。最近テレビの特集でもよく目にし、興味を持っっていた。写真だけではイメージが掴みづらかったので、本書でも紹介されている東京都の障害者スポーツ普及啓発映像[Be The HERO]を見てみることに。益々興味が沸き、パラアスリートの皆さんを応援しながら睡眠不足の日々が続きそう。2016/09/07

ちんれん

9
4、5章のみパラパラと。知的障害者が2000年にスペインバスケで不正があり、一時期パラリンピックから除外されていたのが驚きと面白さがあった。2016/10/01

Humbaba

4
ハンディキャップがあったとしても、それがスポーツをやらない理由に直結するわけではない。ルールをしっかりと定めることで、前提が違ったとしても同じ条件で全力を尽くすことも可能になる。手加減されたものではなくて全力を尽くしてぶつかりあうからこそ一層盛り上がれる。2018/01/25

貧家ピー

4
パラリンピックの歴史、競技の種類、障害・機能別の説明、競技別日本選手のメダル獲得数など、パラリンピックの教科書。 障害・機能のクラス分けが、メダル争いに影響するし、選手間で問題になるほど難しいというのはわかる気がする。 東京パラリンピックで障害者スポーツとしての種がまかれ、長野パラリンピックでリハビリからスポーツへの独立と時刻開催で変化を見せている。次の東京パラリンピックでは、どんな発展を見せるか楽しみ。 2016/08/29

The pen is mightier than the sword

1
東京オリパラまで1年前となり、大分盛り上がってきているが、この本が書かれた2016年頃はまだパラリンピックについて説明されたものがほとんどなく、これは啓発書として大きな役割を担ったのではないか。楽しく盛り上げるのは大切だが、ここまでにした努力の歴史として、ストークマンデビル病院のグッドマン博士の研究や東京オリンピックのときの日本の取り組みとして中村裕医師、大分県厚生部長平田準氏、パラリンピックでは全ての身障者を対象とする西ドイツ派を選択した葛西嘉資氏などの活躍をもっとしっかりと伝えていくべきでは。2042016/12/25

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