出版社内容情報
青年嵐山が出会った、破天荒学者の痛快評伝
きだみのるはファーブル『昆虫記』の訳者で、戦後『モロッコ紀行』を書いたブライ派の学者である。雑誌「世界」に連載した『気違い部落周游紀行』はベストセラーになり、渋谷実監督、淡島千景主演で映画になり大ヒット。嵐山は『太陽』(平凡社)の編集部員であった28歳のとき、きだみのる(75歳)と謎の少女ミミくん(7歳)と一緒に取材で各地をまわった。きだ怪人のハテンコウな行状に隠された謎とは何か?
1 一枚の写真
2 豚アバラ肉の宴会
3 天より降りたった料理人
4 きだドンはアナキストか
5 どっちが親だかわからない
6 人間は最悪の猛獣である
7 七十七歳のきだドン、大船渡へ
8 ミミくんの入学
9 『子育てごっこ』とその後
あとがき
内容説明
青年嵐山が出会った「最大の怪物」とは?明治・大正・昭和を生き抜いた、ハテンコウ文人の痛快評伝!
目次
1 一枚の写真
2 豚アバラ肉の宴会
3 天より降りたった料理人
4 きだドンはアナキストか
5 どっちが親だかわからない
6 人間は最悪の猛獣である
7 七十七歳のきだドン、大船渡へ
8 ミミくんの入学
9 『子育てごっこ』とその後
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年静岡県生まれ。國學院大學卒業後、平凡社に入社。「別冊太陽」「太陽」編集長を歴任後、独立。1988年『素人疱丁記』で講談社エッセイ賞、2000年『芭蕉の誘惑』でJTB紀行文学大賞、06年『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
ばんだねいっぺい
春ドーナツ
パブロ
チェアー