保育園義務教育化

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

保育園義務教育化

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月08日 13時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093884303
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

もし保育園が義務教育になったら…?

『もしも保育園が義務教育化されたなら…』
子供の学力は向上し、児童虐待は減少し、景気も向上?
もう世界では始まっている!!
社会学者・古市憲寿が提言する、母や子供、日本を救う少子化対策!

「保育園義務教育化」はただ少子化解消に貢献するというよりも、社会全体の「レベル」をあげることにつながる。良質な乳幼児教育を受けた子どもは、大人になってから収入が高く、犯罪率が低くなることがわかっている。
同時に「保育園義務教育化」は、育児の孤立化を防ぐ。今の日本では、子育ての責任がとにかく「お母さん」にばかり背負わされている。
子どもが電車や飛行機の中で泣くことも、学校で勉強ができないことも、友だちと起こしたトラブルも、何かあると「お母さん」のせいにされる。
だけど、本当は育児はもっと社会全体で担ってもいいもののはずだ。しかも子育て支援に予算を割くことは経済成長にもつながる。いいことずくめなのだ。
(本文より)

はじめに 「お母さん」が「人間」だって気づいてますか?
第1章 「お母さん」を大事にしない国で赤ちゃんが増えるわけない
第2章 人生の成功は6歳までにかかっている
第3章 「母性本能」なんて言葉、そもそも学術用語でもなければ根拠もない
第4章 少子化が日本を滅ばす
第5章 草食男子が日本を滅ぼすというデマ
第6章 女性が今、社会から待望されている
第7章 0歳からの義務教育


【編集担当からのおすすめ情報】
本書を出版するにあたり、東京で子育てする「お母さん」「お父さん」に本書を読んでもらいました。

「乳幼児期の教育がもっとも人生の成功に影響するという、ノーベル賞を受賞されたヘックマン博士の考察には、驚いてしまいました。今すぐ義務化して欲しい。」
(3歳児の父)

「3歳児神話の欺瞞など、知らなかった部分が明らかになり面白く読めました。すでに導入しているハンガリーの例や、検討中のフランスの状況など含めて、『なにこれ、マジ神じゃね?』ってくらい食いついてしまいました。これができれば最高じゃないですか!! 預ける後ろめたさが消えて、追い詰められての虐待も減るのでは。これが実現したら日本の育児状況が変わりますね!!」
(6歳児、0歳児の母)

「まさか古市さんの本を読んで、泣いてしまうとは思いませんでした。『「お母さん」というだけで「人間」扱いしてもらえなくなる異様な状況』に怒り、『「女性」ではなく、「国」が悪者になるべき』『「お母さん」だけに責任を負わせるな』と言ってくれるのが、まさか古市さんなんて!(笑) 夫とか姑とか色んな人に読んでもらいたい。実現して欲しいです!とても!!!!」
(2歳児の母)

内容説明

もしも保育園が義務教育化されたなら…子どもの学力は向上し、児童虐待は減少し、景気まで回復する!?良質な乳幼児教育は、将来の年収や治安までも変える。少子化対策への閃光の一手を社会学者が提言!!描き下ろしパラパラ漫画も。

目次

はじめに 「お母さん」が「人間」だって気づいていますか?
第1章 「お母さん」を大事にしない国で赤ちゃんが増えるわけない
第2章 人生の成功は6歳までにかかっている
第3章 「母性本能」なんて言葉、そもそも医学用語でもなければ根拠もない
第4章 少子化が日本を滅ぼす
第5章 草食男子が日本を滅ぼすというデマ
第6章 女性が待望される時代
第7章 0歳からの義務教育

著者等紹介

古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。株式会社ぽえち代表取締役。朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員、内閣官房「クールジャパン推進委員」メンバーなどを務める。日本学術振興会「育志賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

91
ヘックマンの「幼児教育の経済学」と同じような主張。まずは小さなことからコツコツと。「厚生年金保険保険料率」と「子ども・子育て拠出金料率」のバランスを見直すところからスタートかな。後者は前者の100分の1に満たない→ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/h27/h270901/13tokyo-h2709-2.pdf2015/10/01

テーブルジョークの得意な寺

76
テレビで見ても全く好感が持てない古市憲寿の本。本書でも表紙の薄笑い、文中も実名を上げて人をバカにしていたりするのだが、意味のある本だと思う。私自身は保育園に行くのが厭だった子供だったので、業務教育化すると聞くとうんざりな気持ちになるのだが、嫌がっていたからオレ今こんなにバカなのかしら?と思わされる海外の実験例があれこれある。一読に値する。待機児童に関しては、地方では信じられない面もある。子供を産むに当たって、地方に移住する人には助成金を出したらどうだろう?…等と、普段休んでる私の頭が動き始めた。2016/03/16

みんと

68
確かに母性本能神話、母乳神話など作られたものを押し付けられてきた気がする。 孤立した中での不安で苦しい育児の中で、我が子をかわいいとさえ思えなくなるくらい追い詰められている母親もいる。 虐待する親を非難する記事を見かけない日はない。 少子化は問題ではあるがその前に安心して子育て、仕事復帰できる環境が整うことを願う。 しかし保育園建設の問題もいざ進みかけると近隣の人達からの反対が起きたりする。 介護の問題もそうだが周りに助けを求められる環境づくりは本当に大切である。2016/05/12

まる

56
もし保育園が義務教育化されたら、一番の良いところは保育園に預けることに後ろめたさを感じなくなることだと私は思いました。その発想はなかった。確かに幼い子供を預けることには後ろめたさがあります。子供がかわいそうと思ってしまいます。思ってしまうものは思ってしまうんだから仕方ない。でも義務化すれば、義務なんだからと思える、それって気持ちを楽にするのに本当に大事だと思います。実際難し過ぎる政策ですが。保育園無償化、保育園増設、保育士の待遇改善の全ての財源について増税だけで説明するのはちょっと無理がある。2016/12/10

えみ

53
テレビでお馴染み、クセのある若き社会学者の古市さん。あの話し方がそのまま本になった感じなので読みやすく、そしてたまに毒付くところが面白い。保育園義務教育化、今すぐ実現出来るかは別として大賛成。育児環境の問題は子育て中の方達だけの問題と取られやすく、とかくそれ以外の人にとっては無関心になりがちだが、あえて独身の著者が訴えることにより、どれだけ今の日本の育児環境が異常で、それが国の発展に影響を及ぼしているかが伝わる。母親の立場としては「よくぞ言ってくれました!」と拍手をしたいことばかり。ホントに実現を願う。2016/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9778193
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。