内澤旬子のこの人を見よ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784093883207
  • NDC分類 049
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世の中は愛すべきしょっぱい人で溢れてる!

『嗚呼、世の中にはこんなに“愛すべきしょっぱい人たち”で溢れている!』……2009年から隔週刊コミック誌「ビッグコミックスペリオール」にて連載中の巻末コラム「ひとガキ」。内澤氏ならではの軽妙かつシニカルな独特の視点で切り取った人物イラストとテキストが好評を得て、4年におよぶ長期連載となっています。今回、これまで描いてきた総勢101名をギュッと濃厚にまとめて単行本化しました。内澤節全開の1冊にあなたは微笑、爆笑、苦笑、失笑……すること間違いなし! さあ、ご一緒に“のぞき見の快楽”を味わいましょう!!
※単行本タイトルは連載タイトルから変更します。

内容説明

ウチザワが見た!市井のリアル、101名勢揃い!!!!…鳴呼、愛すべきしょっぱさ101%濃縮!特別付録、特製立版古付き。

目次

路傍のひとまたぎ(地図板男;ながら見;どこでも礼拝 ほか)
一杯の珈琲から(新聞と午睡;式ガエリ;山姥ママ ほか)
各駅に停まれば(歩き弁;読みほじり;かむりくん ほか)

著者等紹介

内澤旬子[ウチザワジュンコ]
1967年神奈川県生まれ。日本各地、海外諸国を歩き、印刷、建築、屠畜、料理など多岐にわたるジャンルを取材。緻密でユーモラスな画風と、独特の視点の文章によるイラストルポに定評がある。2011年、自身の乳がんをテーマにした『身体のいいなり』(朝日新聞出版)で第27回講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちてん

34
人間観察図鑑です。著者の出没箇所がこういった出会いを呼ぶのか、ライターならではの見方なのか、いやはや人様々。見開きに1人ずつ登場という扱いで読みやすいレイアウト。装丁サイズも正方形に近い変形で紙質もザラッと藁半紙風、軽いし凄くいい!藁半紙って現存してるだろうけど若~い者には通じないかな(笑)それにしても著者は仕事を選ばないタイプなのか精力的なのか、はたまた好奇心がおおせい過ぎるのか著作の幅が広い。なんとなくハシャギスギかな。ある種のヤマイに侵されているのかも(笑)私は好きですけどね。2015/12/12

スノーマン

22
おじさんだけ描いてあるわけではないのに、読み終えて脳裏に蘇ってくるのは、おじさんの部分(笑)紳士服店の髪の分け目が不思議なおじさん、新聞を胸にかけ昼寝をするおじさん、カップルのおじさん、本を横にして読むおじさん。どの人生もそれぞれ色々ありそうで、想像が膨らむ。そして目線が優しい(笑)2019/06/26

瀧ながれ

14
内澤旬子さんが、街のあちこちで「見た」人を、イラストと文章で紹介。ピリリと刺激的な文章はもちろんおもしろいですが、ラフなのに特徴を捉えていて、知り合いが見たら「××さんだ」ってわかっちゃいそうなイラストが、すごく楽しいです。東京の絵なのに、「これ、わたしか?」と思ったページが二・三…。2013/08/29

arisaka

9
街中や電車の中で見かけた、ピピッとくる人たちを集めたイラストエッセイ。コメントの文章よりもイラストのインパクトが、ぐっとくる。町内案内看板を抱えて歩いていたオヤジは、確かに気になるわ。2013/12/21

おかむら

8
人物観察イラストルポ101名!「おやじがき」も楽しかったけど、今度は老若男女。やはりお爺さんたちがカワイイ隙だらけで。この本千円なんですが、ってことは1人物10円でこんなに楽しめるってなんてお得なの!紙質も好みだし、カバーも凝ってます。オススメ!2013/09/19

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