出版社内容情報
このふたりの旅が、面白くないはずがない!
著書多数、超人気エッセイスト・酒井順子さんと、『きょうの猫村さん』が人気の漫画家・ほしよりこさん。
ふたりが選んだ目的地は、「出生率一位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」etc.
ど真ん中よりも端っこへ。限りなくニッチなデスティネーションばかり。
行った先ではリュックひとつ背負って、灼熱の太陽に焼かれながらサトウキビ畑のなかで自転車をひたすらこいだり、藁ぞうりに白手袋をはめ、ロープにつかまって岩をよじ登ったり、船酔いで顔面蒼白になったり――
いろんな意味で「来ちゃった…」とぽつり、つぶやいてしまうような、近くて遠い国内旅35に海外2か所を加えた、計37の旅の記録が1冊にぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。
あたりまえの観光地を訪ねる旅にはもう飽きてきた大人女子への、旅のヒントが満載です。
内容説明
山へ!海へ!裏へ!端っこへ!月に1回×3年間、計36+1の旅の記録。
目次
果てへ遠くへ(旭川~稚内(北海道)―宗谷本線、音威子府そば、豊富温泉
八代~鹿児島(熊本県・鹿児島県)―薩摩おごじょ、肥薩線、知覧
栃尾~栃尾又(新潟県・長野県)―油揚げ、ほだれ様、ラジウム温泉 ほか)
海にも山にも(椎葉村(宮崎県)―焼畑、猟犬、神楽
後生掛温泉(秋田県)―オンドル部屋、箱蒸し風呂、自炊
京都~明石(京都府・大阪府・兵庫県)―源氏、いかなご、たこフェリー ほか)
さらに奥には?(土湯(福島県)―こけし、工人、たこ坊主
半田~浜松(愛知県・静岡県)―酢、酒、たまり
大阪(大阪府)―文楽、吉本、串揚げ ほか)
著者等紹介
酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。立教大学社会学部観光学科卒業後、3年間の広告会社勤務を経て、執筆に専念。2004年『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞
ほしよりこ[ホシヨリコ]
1974年生まれ。2003年よりCATVインターネットサイト@NetHomeにて『きょうの猫村さん』を連載(現在は「猫村.jp」で連載中)。雑誌「カーサブルータス」に『カーサの猫村さん』を、「ku:nel」に『B&D』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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