出版社内容情報
物が売れる! 同じ町が発祥の2大小売り業の秘密!
「ファッションセンターしまむら」を経営する(株)しまむらと、埼玉を中心に首都圏に食品スーパーを展開する(株)ヤオコーは、どちらも東証一部上場企業で、売上を着実に伸ばしてきたことで知られている。この2つの企業は、どちらも埼玉県小川町を発祥とし、一時期は同じショッピングセンターに共同出店するなどしてきた。しかし、経営スタイルは全く異なり、片方は、社員の中から社長を輩出する社風(しまむら)、もう片方は、同族経営。かたや、徹底したマニュアル重視(しまむら)、もう片方は、「個店経営」を標榜し、店長やパート社員に権限を与えてン任せる風土。これらの違いは、創業期からの歴史が生んだもの。両社の歴史をひもとき、さらに現在の状況を取材することで、物が売れる、両社の経営術を明らかにします。
内容説明
ユニクロ(山口県)、ニトリ(北海道)、西松屋(兵庫県)、ヤマダ電機(群馬県)…地方発の企業ばかりが元気なのはなぜ?
目次
序章 なぜ「しまむら」と「ヤオコー」なのか
第1章 成長を支える女性従業員たち
第2章 創業の苦しみを乗り越えて
第3章 人材の確保とチェーン組織化
第4章 独自のビジネスモデルの確立
第5章 絶えざる自己革新
終章 両社の未来
著者等紹介
小川孔輔[オガワコウスケ]
1951年秋田県生まれ。1974年東京大学経済学部卒業、1976年同大学院経済学研究科修士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校留学を経て、1986年より法政大学経営学部教授(~2010年)。現在、法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科教授(マーケティング、マーケティング・リサーチ担当)。日本フローラルマーケティング協会会長、MPSジャパン創業者・取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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