出版社内容情報
コミックエッセイ「どーすんの?私」の続編。著者は「ツレがうつになりまして」の細川貂々。絵の学校で「ツレ」をはじめとする同級生たちに刺激を受けながら、まんが家になる決意をするまでの日々を描きます。
内容説明
悩んで迷って考えて、てん子がたどりついた答えは?爆笑コミックエッセイ、絵の学校編。
目次
道しるべ1 なんでもアリなんだ(自由な学校;はじめてのお友達;ちゃんとやってるって見られたい ほか)
道しるべ2 そうか自分自身に挑戦してるんだ(タニヤマさん;石本さん;ミナト君 ほか)
道しるべ3 答えはひとつじゃない(東京に来て学んだこと;どーすんの?;かっこいい生き方 ほか)
著者等紹介
細川貂々[ホソカワテンテン]
1969年9月16日生まれ。96年12月デビュー後、漫画家、イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゼロ
64
何をやっても続かない私は、美術の専門学校に行くコミックエッセイ。美術の専門学校は、社会人が多く、変わり者ばっかり。私は相変わらず、何をして良いのかふわふわしていたが、周りの個性的な人間の影響もあり、自らの殻を破って行く。最終的には漫画家になると決めて、今も漫画家をやっているのだかは、大したとのだと思う。ここでご主人を見つけているわけだし、世の中、何がきっかけで進むか分からない。答えはひとつじゃないのだから、流されるままに生きていくのも悪いことじゃないのかもしれない。2017/03/23
菊地姫奈そっくりおじさん・寺
52
前作『どーすんの?私』(著者の自伝)の続編。会社を辞めた若き日の細川貂々は絵の専門学校に入学する。そこでの入学〜卒業迄の学生生活が描かれる。いかにも芸術家を目指している感じの学生達や独特な先生の中、至って普通で庶民的な貂々さん。才能溢れるように見える人達は、みんな今、絵で食べているのだろうか?。ひょっとしたらこの学生達の中で一番の出世頭は細川貂々なのではなかろうか?(あくまでも絵で食べるという意味での話だが)。この学校で出会った男子学生・望月君が『ツレうつ』のツレであったとは。楽しく読了。2014/12/21
ハンナ
29
図書館。専門校に通うことが決まっているからか、前作ほどバタバタはなかった。一度社会人を経験してるからか、バイトをしながら通うことを決めてたことに作者さんの成長を感じた~。でも、かけもちバイトを「無理しないでもいい」なんて言っちゃうお父さんは甘いなぁ…。専門校でも、自分が将来どうしたいのかわからないのは相変わらず。最後の最後になって、ようやく漫画家の道が見えてくる。こうして、寄り道しながら見えてくる人もいるんだなぁ…。2017/03/24
★YUKA★
24
カツ・モードセミナー(セツ・モードセミナー)なんか、面白そうな学校だな(’-’*)♪2014/05/28
anne@灯れ松明の火
19
南の南の市で。『どーすんの?私』を読んだことがあったので、続編だなと手に取った。美術の専門学校に進んでからの日々が描かれていた。個性的な人が、さすがに多い。一番しゃっきりしない?と思われた貂々さんが、実は出世頭?(笑) それしても、同級生のひとり、モッチー、似てると思ったら、やっぱりあの人か!2016/02/02