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武満徹を語る15の証言

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  • サイズ A5判/ページ数 501p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093876582
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

内容説明

作曲家・武満徹とともに仕事をした15人、50時間におよぶインタビューの記録。世界初演地図、監督別映画作品リストほか、詳細な資料付き。

目次

尺八奏者・横山勝也さんに聞く 「ノヴェンバー・ステップス」の初演
フルート奏者・小泉浩さんに聞く 徹さんの作品は、全部「歌」
ヴィオラ奏者・今井信子さんに聞く 武満さんの贈り物
映画監督・篠田正浩さんに聞く 武満徹との映画づくり
マネージャー・宇野一朗さんに聞く それは、予算がちょっと…作曲家・池辺晋一郎さんに聞く 何ほどのこともなく作曲
指揮者・岩城宏之さんに聞く 武満さんとぼく
能役者・観世栄夫さんに聞く 感覚を音にする人
音響技術者・奥山重之助さんに聞く 「水の曲」の音創り
グラフィック・デザイナー・粟津潔さんに聞く 唖然が大事なんだ
元西武美術館管長・紀国憲一さんに聞く 「ミュージック・トゥデイ」の舞台裏
クラリネット奏者・リチャード・ストルツマンさんに聞く 武満さんの言葉を伝える「伝道師」
プロデューサー・ピーター・グリリさんに聞く 武満さんは文化大使、それともET?
作曲家・林光さんに聞く プライベート・フレンド
ピアニスト・ピーター・サーキンさんに聞く 言葉では説明できないこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hr

3
初めて読むエピソードが多数ある。武満徹との協力関係で成し遂げてきたことに誇りを持つ人物たちのインタビュー。特に演奏家の話が興味深い。読みながら、小泉浩、今井信子の録音を聴き漁ってしまった。リチャード・ストルツマンが涙ながらに「私の人生に、意味、価値を与えてくださったと思っています」「武満さんと出会う前は、私はただのクラリネット奏者でした」と語る。作品を通して演奏家に影響を与え、音を出しているだけでは演奏家ではないということを伝えたのが、武満という作曲家なのだな。2018/03/18

カットマン

1
それぞれ面白い逸話ばかりなのだけど、篠田監督の話が面白かった。「心中天網島」には脚本が3名クレジットされている。篠田監督、原作の富岡多恵子さん、そして武満徹。なぜそうなっているのか、その中で武満は何をやったのかも良く分かる。2016/05/07

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