小学館ヴィジュアル選書
ベル・エポックの肖像―サラ・ベルナールとその時代

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093875912
  • NDC分類 772.35
  • Cコード C0095

出版社内容情報

爛熟時代のパリを舞台とする華麗な人間模様

19世紀末から20世紀初頭、第一次世界大戦勃発までの、いわゆる「ベル・エポック(美しき時代)」は、ヨーロッパが繁栄と平和を享受し、パリを中心に文化が爛熟した、短くも輝かしい時期です。「ガラスと鉄の近代都市」「芸術の都」「ファッションのメッカ」「享楽の首都」など、この時期のパリを形容する言葉には、光と陰が織りなすドラマチックな物語があふれています。 本書は、日本でも人気の高い希代の大女優サラ・ベルナールの生涯を縦軸に、ミュシャ、ガレ、プルースト、コクトー、ロートレック、貞奴ら、文学、美術、音楽、演劇の分野で活躍した多彩な人物が交錯する華麗な人間模様を描き出し、ベル・エポックの豊かで重層的な社会・文化状況を活写します。

サラ・ベルナールとその時代

内容説明

ヨーロッパが繁栄と平和を享受し、パリを中心に文化が爛熟した、短くも輝かしい時代に繰り広げられる華麗な人間模様。ミュシャ、ガレ、プルースト、コクトー、貞奴、ロートレック、ヴィクトル・ユゴーらが、稀代の大女優サラ・ベルナールとともに、今よみがえる。時代とともに生き、時代を突き動かした女優の、波瀾万丈の物語。

目次

第1章 ベル・エポックの幕開け(パリ大改造;『椿姫』たちの時代 ほか)
第2章 世紀の『椿姫』誕生(戦争の季節;ユゴーとの出会い ほか)
第3章 パリ万博とモンマルトルの饗宴(『椿姫』パリ初演;ユゴー逝く ほか)
第4章 新世紀の鼓動(貞奴の活躍;予兆 ほか)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
専攻:文化社会学・比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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