出版社内容情報
60歳を機に政界を引退した元首相の著者が、湯河原の自邸・不東庵に隠棲して読書と作陶の日々を綴った随想集。己を見つめ、たゆまぬ研鑽を積む姿を伝える、『週刊 やきものを楽しむ』に連載され好評を博した文章に、細川氏のこれまでの、そしてこれから生きていくうえで生活の核となる読書論を加えて1冊に。今や陶芸家としても知る人ぞ知る細川氏の、生き方への洞察とやきものへの熱い想いに満ちた文章は、人生の晩年をいかに充実させるかという示唆に富み、人生後半にさしかかった世代の方々に深い共感を呼ぶことだろう。 近況を伝える写真15点が入り、巻末には、細川氏の毎日を支える本「わたしの残生100冊」のリスト付き。
細川護熙[ホソカワモリヒロ]
著・文・その他
内容説明
湯河原の私邸・不東庵での晴耕雨読と作陶の日々。元首相の充実した残生の実践。
目次
第1章 晴耕雨陶(晴耕雨読の日々;轆轤の修業;茶陶と桃山人 ほか)
第2章 残生百冊(残生百冊―わたしの読書法;かかるも退くも、時の潮合い―信長を読む;命もいらず、名もいらず―『西郷南洲遺訓』と『言志四録』;月よみの光を待ちてかへりませ―良寛さんの人と詩;功成りて身退くは、天の道―『論語』と『老子』『荘子』 ほか)
著者等紹介
細川護煕[ホソカワモリヒロ]
1938年、東京生まれ。上智大学法学部卒。朝日新聞記者、参議院議員、熊本県知事を経て、1993年内閣総理大臣。六十歳を機に政界を引退。神奈川県湯河原の自邸「不東庵」で陶芸を始める。陶芸家としての号は「不東」
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