子どもに伝えるイラク戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 79p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093874984
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

子どもと戦争について話すときに読みたい本

 子どもたちの、イラク戦争への疑問や不安にきちんと答えていける本。「僕たちは戦場を知らない」という石井竜也の言葉に、広河隆一が「向こうの子どもたちの子ども時代は短い。早く大人にならないと殺されてしまうから」と応じる。言葉の後ろには、戦下に生きる人々の写真。ふたりは、日本とイラク戦争についての思いを語り合う。 私たち日本人がなんとなく感じていることを的確に言葉にして投げかける石井と、具体的なエピソードで応じる広河。戦下の写真もふんだんに挿入され、切れ味は鋭く、内容が深い。 本文ルビつきなので、小学校高学年なら自分で読める。

内容説明

ミュージシャンとフォト・ジャーナリストが率直に語り合った日本とイラク戦争。

著者等紹介

石井竜也[イシイタツヤ]
ミュージシャン、アーティスト。’59年生まれ。’85年『I・CAN・BE』で米米CLUBデビュー。ヴォーカリスト、米米CLUBの総合プロデューサーとして活躍。’92年『君がいるだけで』で日本レコード大賞受賞。’94年初監督映画『河童』、’96年『ACRI』公開。’97年米米CLUB解散後、石井竜也としてソロ活動を開始。音楽活動に加え、空間プロデューサー、インダストリアルデザイナーとしても活躍

広河隆一[ヒロカワリュウイチ]
フォト・ジャーナリスト。’43年生まれ。’82年、レバノン戦争とパレスチナ人キャンプの虐殺事件の記録で、よみうり写真大賞受賞。’83年IOJ国際報道写真展大賞・金賞受賞、’93年写真集『チェルノブイリから~ニーナ先生と子どもたち』で産経児童出版文化賞受賞。2003年写真記録『パレスチナ』で、土門拳賞受賞。著書多数。2004年3月、月刊写真誌『DAYS JAPAN』創刊
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

整体マッサージ『無庵』 

22
ちょっと前の本なのですが・・中東の情勢は相変わらず、日本も不戦の誓いを守り切る事が難しくなりつつあります。戦争とは「肉片が飛び散り、明日生きられる可能性が50%の世界」。報道からは中々伝えられない生の戦場を、フォトジャーナリストと石井さんが語り合います。憲法9条、自衛隊等、コメントの難しい事が多いですが・・・戦争に関わる事はたとえ直接武力を行使しなくとも、誰かを殺す手伝いをしていることだと。読みながら、声をあげる事に躊躇する自分を恥じてしまいます。2014/08/20

ぎすけ

1
元米米CLUBの石井竜也氏と、DAYSJAPAN編集長の広河隆一氏との対談。ページ数もそれほど多くないし、写真も入っているので、子供達だけでなく、戦争とかを書いた本が苦手、という人、余り本を読まない人にも読みやすいと思う。戦争でも戦う双方の視点を想像することで、正しく理解が出来る。それが出来ないからこそ戦争が起こり、それが悲惨な結果を生み出す。2011/05/22

愛希穂

0
後で2010/09/16

星辺気楽

0
映像を中心にイラク戦争の現状を訴える。2018/06/25

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