出版社内容情報
子どもと戦争について話すときに読みたい本
子どもたちの、イラク戦争への疑問や不安にきちんと答えていける本。「僕たちは戦場を知らない」という石井竜也の言葉に、広河隆一が「向こうの子どもたちの子ども時代は短い。早く大人にならないと殺されてしまうから」と応じる。言葉の後ろには、戦下に生きる人々の写真。ふたりは、日本とイラク戦争についての思いを語り合う。 私たち日本人がなんとなく感じていることを的確に言葉にして投げかける石井と、具体的なエピソードで応じる広河。戦下の写真もふんだんに挿入され、切れ味は鋭く、内容が深い。 本文ルビつきなので、小学校高学年なら自分で読める。
内容説明
ミュージシャンとフォト・ジャーナリストが率直に語り合った日本とイラク戦争。
著者等紹介
石井竜也[イシイタツヤ]
ミュージシャン、アーティスト。’59年生まれ。’85年『I・CAN・BE』で米米CLUBデビュー。ヴォーカリスト、米米CLUBの総合プロデューサーとして活躍。’92年『君がいるだけで』で日本レコード大賞受賞。’94年初監督映画『河童』、’96年『ACRI』公開。’97年米米CLUB解散後、石井竜也としてソロ活動を開始。音楽活動に加え、空間プロデューサー、インダストリアルデザイナーとしても活躍
広河隆一[ヒロカワリュウイチ]
フォト・ジャーナリスト。’43年生まれ。’82年、レバノン戦争とパレスチナ人キャンプの虐殺事件の記録で、よみうり写真大賞受賞。’83年IOJ国際報道写真展大賞・金賞受賞、’93年写真集『チェルノブイリから~ニーナ先生と子どもたち』で産経児童出版文化賞受賞。2003年写真記録『パレスチナ』で、土門拳賞受賞。著書多数。2004年3月、月刊写真誌『DAYS JAPAN』創刊
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感想・レビュー
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