石原慎太郎「5人の参謀」

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093873406
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1999年に就任して以来、次々と斬新な政策を打ち出してきた石原都知事。本書はその政策決定プロセスを、参謀たちに焦点を当てることで浮かび上がらせた作品である。2000年8月刊の小学館文庫版に新章を追加、加筆した決定版。

2000年8月、拙著『石原慎太郎「5人の参謀」』(小学館文庫版)を上梓した後も、都政は動き続けている。本書はその後の石原都政の変化と政策決定過程を彼の参謀に焦点を当てることによって、再び追ったものである。新しい材料として、文庫版上梓後からの半年で注目すべき動きを見せた、「東京都総合防災訓練(ビッグレスキュー東京2000)」、「東京都税制調査会答申(新4税)」の2つを取り上げた。よって文庫版の部分を合わせると、石原都政のおよそ500日を追った計算になる。(「はじめに」より) あるべき「人材登用」と、それによって「活きる組織」とはどのようなものか。1999年4月に就任して以来、次々と斬新な政策を打ち出してきた石原都知事。本書はその政策決定プロセスを、参謀たちに焦点を当てることで浮かび上がらせた作品である。

内容説明

辣腕知事の500日を全追跡。「人材登用」と「活きる組織」書き下ろし文庫版に緊急取材プラス。待望の単行本化。

目次

1 二つの「悲願」
2 東京都の政策決定過程
3 見えざる参謀たち
4 外形標準課税
5 新債券市場構想
6 ディーゼル車規制
7 美濃部都政との戦い
8 石原慎太郎の政治手法

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年5月福岡県生まれ。都立広尾高校、都留文科大学文学部英文科卒業。在学中より富士屋ホテルに勤務。卒業後テレビ局報道局勤務後、衆議院議員公設秘書に転ずる。1999年7月よりニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

boyblue

2
著書「官邸崩壊」が記憶にもあたらしい新進気鋭のジャーナリストのデビュー作。石原慎太郎の人物像を5人の参謀を操る様からあぶり出す手法が秀逸。特に輝かしい都政1期目に焦点が当たっているので話は力強い。スケープゴートの作りだし方、劇場型政治は25年の政治経験、ベストセラー作家である石原ならでは。ただし自分の側近はすべて優秀という思い込みがこのころから危うさをひめていたことがわかる。石原さんはああみえて人を信じて任せるいい人なのだと思う。ただ闇の勢力はすきのある個人、企業を容赦なく襲う。新銀行東京は功罪の罪。2009/12/26

みっちー

1
☆0 5人の参謀が誰だったか頭に残ってない。 その場その場では政治の裏話というか戦略を解説してるので興味深いところもある。だが最終的に本書のいいたいことがわからない。2011/05/06

ねええちゃんvol.2

0
★★ 中曽根、レーガン、石原は似ているらしい。2011/11/19

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