出版社内容情報
“落合騒動”。あらためて野球への情熱を燃えあがらせたドラマの舞台裏を落合自身が真相を全告白。そして新しいシーズン、バット1本で不敗人生を生きつづける男がいま野球への想いを本音で語る。
昨年オフのプロ野球界の目玉となった清原和博(当時・西武)のFA宣言。行き先は、巨人か阪神か……清原獲得を確信した巨人軍は、その裏で密かに『落合解雇』を進めていた。40歳を過ぎてなお四番に座り続ける男・落合博満に訪れた『引退』の危機。しかし、18年間バット一本で現在の地位を築き上げた男は、そんな状況にも怯むことなく、怒り、自らの新天地を求めて自由契約を獲得した。そして、世間が驚かされた日本ハムへの入団。「オレ流」を貫くがゆえに球界のダーティーヒーロー的な存在だった落合が、初めて世間までを味方につけた一連の『落合騒動』。本書は、オフの最大の注目となった巨人軍退団から日本ハム入団までの内幕をすべて明らかにします。自らが解雇されることを知っていたのか、長嶋監督とは何を話したのか、なぜ日本ハムを選んだのか……。スポーツライター鈴木洋史との共著で、すべての状況を詳細に描いています。また、落合ならではの野球論を今回も展開。若きスター・松井秀喜、イチローについても落合流の評価を下し、自ら19回目のシーズンについても大いに語っています。落合が認める『本物の天才打者』とは誰か?など興味深い内容がもりだくさん収録されています。落合
目次
第1章 巨人軍退団の真相
第2章 二夜連続の長嶋・落合会談
第3章 さらば長嶋ジャイアンツ
第4章 「男気」で選んだ日本ハム
第5章 野球を続ける秘訣と秘密
第6章 清原、松井、イチローを語る
第7章 さらなる野球人生へ吠える!
第8章 プロ野球界への緊急提言
感想・レビュー
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金吾
Kaz
再び読書
紅蓮
西澤 隆