不敗人生―43歳からの挑戦

不敗人生―43歳からの挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093872126
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

“落合騒動”。あらためて野球への情熱を燃えあがらせたドラマの舞台裏を落合自身が真相を全告白。そして新しいシーズン、バット1本で不敗人生を生きつづける男がいま野球への想いを本音で語る。

昨年オフのプロ野球界の目玉となった清原和博(当時・西武)のFA宣言。行き先は、巨人か阪神か……清原獲得を確信した巨人軍は、その裏で密かに『落合解雇』を進めていた。40歳を過ぎてなお四番に座り続ける男・落合博満に訪れた『引退』の危機。しかし、18年間バット一本で現在の地位を築き上げた男は、そんな状況にも怯むことなく、怒り、自らの新天地を求めて自由契約を獲得した。そして、世間が驚かされた日本ハムへの入団。「オレ流」を貫くがゆえに球界のダーティーヒーロー的な存在だった落合が、初めて世間までを味方につけた一連の『落合騒動』。本書は、オフの最大の注目となった巨人軍退団から日本ハム入団までの内幕をすべて明らかにします。自らが解雇されることを知っていたのか、長嶋監督とは何を話したのか、なぜ日本ハムを選んだのか……。スポーツライター鈴木洋史との共著で、すべての状況を詳細に描いています。また、落合ならではの野球論を今回も展開。若きスター・松井秀喜、イチローについても落合流の評価を下し、自ら19回目のシーズンについても大いに語っています。落合が認める『本物の天才打者』とは誰か?など興味深い内容がもりだくさん収録されています。落合

目次

第1章 巨人軍退団の真相
第2章 二夜連続の長嶋・落合会談
第3章 さらば長嶋ジャイアンツ
第4章 「男気」で選んだ日本ハム
第5章 野球を続ける秘訣と秘密
第6章 清原、松井、イチローを語る
第7章 さらなる野球人生へ吠える!
第8章 プロ野球界への緊急提言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
落合選手の考えは独特に見えても一貫性があるため理解しやすいです。巨人退団時の話は面白かったです。2024/02/08

Kaz

12
再読。本書を購入した当時は、落合は当然現役なわけで、その後の監督としての成功から現在のGMまでの経緯を知る由もない。翻って、現在の落合を知れば、その言動のルーツを本書によって垣間見ることができる。要するに彼は、結果主義。日本における民主主義の先兵ともいえる人で、民主主義の良い部分も悪い部分も長所も短所もすべて体現して見せた人といえる。好き嫌いがわかれて当然だし、それだけに魅力的ともいえる。2015/12/13

再び読書

9
落合氏の著書と勘違いをして、買っちゃいました。稀代のスラッガーの理論が読みたかったが、残念ながらそこまでの重さは無い。丁度清原のFAにより、巨人を退団する経緯がメインになっているゴシップ本のに思える。少し江夏氏のヒントに開眼するくだりが、触れられているのが救い。これをハードカバーは酷い。もうすこし真面目に本を作りましょう。2013/04/26

紅蓮

7
本を全く読まない弟が図書館から借りてきた。落合効果絶大。 内容は巨人退団の経緯やオレ流野球観について。 「長く野球をやっていれば、いろんなことがあるさ」が口癖の落合、巨人という球団は落合にとっては12球団のうちのひとつにすぎない。野球に対する並々ならぬ愛と覚悟はその責任感に表れ、野球で苦悩できる幸せをかみしめる。 「基本的には俺はいつもホームランを狙っている。ホームランの打ちそこないがヒットになる」という言葉が印象的。 p100のバースとのツーショットがなんだか素敵。 2013/05/17

西澤 隆

6
中日ファンの自分にとっては「頼りにしてたのにさっさと去って酷い目にあわせてくれたヤツ」。だから当時はけっこう嫌っていた気がする。でも、その後の中日監督を経ての今までの言動を思えばこのひとは本当に姿勢がぶれず、しかも言うこととやってることが一致してるな、と。言うこと自体はとてもオーソドックス。ちゃんと練習しろ。筋は通せ。契約が切れればおしまい。尊敬するひとの顔に泥を塗るな。ヘンな寝技を使わずちゃんとひととひとのやりとりをやれ。本当にその通り。だから中間管理職やベテラン社員は彼をみて自らを省みるはずなのです。2019/09/10

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