勝負の方程式

勝負の方程式

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093871211
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

球界の主砲・落合博満が語る、野球解体新書! 山田久志、鈴木啓示、稲尾和久など12人の名投手たちとの闘いや出会いから得た独自の技術論、人生観や野球の奥深さを語る。

目次 落合博満という男 【序章にかえて】 第一章 勝負の方程式 【落合博満を育てた12人の投手たち】 投手のクセを読む[稲葉光雄] Hランプがもつ意味[山田久志] エースの仕事、四番打者の仕事[村田兆治] 投手の攻めと打者の待ち[松沼雅之] 自分のスタイルと道具へのこだわり チームワークでエースを攻略する[鈴木啓示] 避けられる勝負を避ける投球術[江川 卓] ゲームをつくれる投手とは[西本 聖] 訪れたチャンスを生かすこと[佐藤道郎] たった一度の不思議な体験[小林 繁] ヒントをくれた投手との駆け引き[江夏 豊] 特殊な関係から学んだこと[稲尾和久] 第二章 フィールドの哲学 【一流へのパスポートをどう手に入れるか】 ヒットの打ち方 走塁で試合に勝つ 守りで攻撃する スランプとは何か 食事と睡眠は特打ちにまさる 自分のどこを強くするか 負傷中にすべきこと オープン戦、オールスター、日本シリーズ 落合博満のこれから 【終章にかえて】 落合博満打撃記録

内容説明

シンプルな原則と融通無碍な状況判断。自分で納得した原理から出発する男こそが強くなれる。落合納得野球論。

目次

落合博満という男
第1章 勝負の方程式―落合博満を育てた12人の投手たち
第2章 フィールドの哲学―一流へのパスポートをどう手に入れるか
落合博満のこれから
落合博満打撃記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

24
巨人に入った年の落合氏の著作。名ピッチャーとの対戦が面白い。また、江川に対する評価も独自の見解が興味深い。山田氏との対戦のピッチャーゴロが後のシンカー攻略に繋がったというエピソードも深く面白かった。このころから、結果を出せる監督に繋がる哲学も窺える。清原も一年間でも落合氏とともに過ごしていれば、タイトルも取れたかも知れないと、タブーの呟きを禁じ得ない。この本でも落合氏の哲学が感じられる。2015/06/06

はな

5
全体的に野球を通じて落合博満が考えて実行して来た事をエッセイ風に記載したあるが、ビジネスであれ、経営であれ、他の勝負事であれ応用できる考え方が満載だった。例えば一塁ランナーを進塁させる際の、バッターに出す指示の考え方だ。バントが苦手な選手、ゴロを打つのが得意な選手、フライを容易に打てる選手など特徴があるのだから、その場で選手に任せるべきだといった考え方だ。また、試合の流れを考えるなら、一点の失点やフォアボールなども厭わない柔軟性なども参考になる。監督としてもこの本の後、優勝を重ねた事も頷ける内容だった。2023/05/11

もと

2
考えが変わっていない。すごい。2015/07/28

げん

2
名投手との勝負を振り返り、勝つために試みたこと、勝負から得た経験を臨場感たっぷりに自ら綴っている。巨人に移籍した直後でまだ現役時代の著書だが、既に監督としての視点もあり、その後の監督としての姿勢もこの時代からぶれていないことが分かる。今の私の年代にこの本を書いていたことを知り、当たり前のことを当たり前にしただけ、君も何故そうしないの?と言われている気がした。2012/06/30

check2012

1
選出されている投手たちに落合の野球考えがよく見えます。 巨人にFAされた直後の刊行で、 現役時代の本なので、当時は、不思議な感じがしました(笑)2012/08/17

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