出版社内容情報
母親が亡くなって17歳でひとりとなった桂子は、初めて芝居に出演することになり、一月後の稽古まで「タビ」に出ることにした。そこで多くの人物との出会いを経験し、帰京後芝居に臨むのだった。
内容説明
天涯孤独、自由奔放。交わりながら、前へ、前へ。著者初の長編小説。
著者等紹介
小池昌代[コイケマサヨ]
東京・深川生まれ。詩人・小説家。詩集に『ババ、バサラ、サラバ』(小野十三郎賞)、『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)など。小説に『タタド』(表題作で川端康成文学賞)など。エッセイに『屋上への誘惑』(講談社エッセイ賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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